トップページ社長通信第80号 売上は業界で3位以内、利益率はトップを目指せ!

社長通信

第80号 売上は業界で3位以内、利益率はトップを目指せ!

1994年10月号

会社は生活資金獲得と自己実現のための手段である

先月は入院により、約3週間仕事を離れ、心身共にリフレッシュすることができました。手術(9月8日)して1週間は動くと縫目が引っ張られて痛みを感じましたが、抜糸後は殆ど痛みはなく、10日頃から病院を抜け出し、1時間くらい外の空気を吸って社会復帰に備えました。2週間後には、全く痛みもなく正常になりましたが退院許可は出ず、5日間の外泊許可を貰って実質的な退院生活。手術後24日目の10月2日に太陽の光を浴びながらゴルフをやりました。44、51のスコアでしたが、1カ月ぷりにしては上出来だったと思います。

私はベッドの上で、一体会社に何を残してきたかを考えました。会社が今の規模にまで発展したのは、7~8年も前に作った私の思想の全てである社訓が上手く機能し、当社の方針として大多数の社員に受け入れられているからと思います。社訓のひとつ、「給料は会社に与えた利益の分配と思え」の項は、実力主義、能力主義宣言であり、給与は労働時間ではなく、労働の質量に対して支払われるものであることを高らかに宣言しています。年功序列を否定し、会社に貢献できない者はさっさと去れといっている当社には、悪しき平等主義はありません。働きに応じて支払われることが公正な分配だと考えます。ひとつの営業所にいる営業マンに与えられる条件は平等の筈ですが、ご存じのとおり成績に数倍の差があります。その差を給与に正しく表わすことが、やる気を起こす原動力と考えます。当社は、女性の数人を除き転職により入社した人ばかりです。前の会社をどういう理由で辞めたかは人それぞれですが、少なくとも当社に入って収入も増え、時間の余裕もできたと喜んでもらわねば困ります。前の会社より収入がダウンした人は、前の会社を自分から辞める理由はない訳で、辞めさせられたとしか考えられません。当社のように中途採用の社員が多いと、当然年功序列賃金は適用できませんが、これからの時代は、新卒で入社した人で会社に定年まで勤める者は、能力のない人だけになると思います。そうなると若いときの給与は安くして、生涯賃金でバランスを取ることができなくなります。今までのサラリーマンには安月給だった若年時代の会社に対する貸しを中高年になって返してもらうために、また部長や重役にしてもらうために会社に忠誠を誓っている。しかしながら大企業に入った私の高校・大学の同級生の内、重役になったのは2~3名で、殆どは今やその会社にいません。重役になれなくとも、会社との暗黙の了解として定年まで勤めるつもりで入社した彼らは、私より筆記試験の成績だけは良かった連中です。彼らの錯覚は定年は60歳だから60になるまで勤めることは当然の権利であり、年々昇給するものと思っていたことです。

私は先の見えない時代だから、社員に対し先々のことを約束しすぎるのは経営者として無責任だと思います。ただ、当社を売上で業界3位以内、利益率で1位にしたい。そのためには霊園を次々に開発しなければならない。その開発資金を資本市場から調達するため株式の公開を平成9年度にするというのが近末来計画です。この計画実現に貴方自身がどのように関わることができるか。公開達成時には、その貢献度に応じて特別賞与も出ようというものです。会社は生活資金を得ると共に自己実現を図るための手段に過ぎない...社長である人間のいうことではないかも知れません。しかし、これからの低成長時代は、和をモット一とする時代ではなく、弱肉強食の厳しきそれを悟るべきで、自助努力の足りない人は辞めてもらうしかありません。

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