トップページ社長通信第83号 業界参入15年、知恵と努力で存在アピール

社長通信

第83号 業界参入15年、知恵と努力で存在アピール

1995年01月号

コスト意識を自覚した営業のプロ集団を目指せ

総勢60名が参加したアメリカ西海岸の研修旅行も何一つのトラブルもなく終わり、いよいよ当社にとって節目となる重要な年の仕事が始まりました。昭和55年の2月に石材業を始めて丁度15年が経過しましたが、あの当時のことがついこの間のような気がします。暖簾を誇る老舗の多い業界に、全く墓石の小売りや工事のことを知らない当社が参入した時、私は寝ても覚めても販売や新製品について考えたものでした。先輩各社との競争に打ち勝つ手段は“知恵と努力”しかない。私は記憶力はダメですが、運と知恵と商売のカンだけは誰にも負けない自信を持っていますから、やすらぎ型など新製品の開発、ダイレクトマーケティングによる販売法など次々にヒットを飛ばし、数年で業界に当社の存在を認識させるまでに成長しました。
その他、当社がこれまでに成長しえた大きな理由は、高利益率のため、この業界に乏しいコスト意識を一等自覚して経営してきたことではなかろうかと思います。特に、時間のコストは昭和41年の創業時より徹底していることで、残業をするのは能力のない者と決めつけてきました。退社する時、明日のスケジュールを見て、明日の帰宅時間を決めてしまえば、出社時間も決まります。後は知恵を使い、勤務時間内で仕事をこなす方法を考えればいいのです。仕事量が多すぎて一日では処理できないと思えば、重要なことからやればいいのです。結構どうでもよい仕事もあるもので、あなた自身で仕事の重要度のランク付けができるなら、あなたは“できる社員”と言えましょう。
昨年度の営業マンのトップは年棒1,413万円の植野正義君ですが、彼の一年間の労働日数と労働時間は276日で2,248時間でした。月平均23日労働で、一日平均8時間働いています。労働日数、時間ともまだ10%ほど規定より多いのですが、この10%はロスタイムだと思います。営業の諸君全員が植野君並みに効率良く働いてくれると、私の理想とする会社経営が実現するわけです。29年間社長の立場から観察しつづけますと、仕事のできない人というのは、忙しいという言葉を口癖にし、長時間会社にいることで仕事をしたと錯覚していることです。営業マンは、会社のコストを全て稼ぎ出す義務があります。固定給が報奨金より多い営業マンは会社にぶらさがっている人です。お客さまを現場へお連れしなければ絶対契約できないのが当社の営業です。訪宅回数によって契約数が決まるといっても過言ではありません。訪宅努力を怠りなく、3年以上の経験を積めば年俸1,000万円以上のプロになれるのが当社のシステムです。当社が営業のプロ集団になった時、販売はニチリョクに限るとばかり、霊園の情報は当社に集中し、会社は成長することが当たり前のこととなるでしょう。
平成9年3月期を直前期として、株式の店頭公開を行なうべく現在準備に邁進していますが、4月よりインサイダー取引となる直近の2年内に入ります。百万株程度の増資を3月までに行ないますが、公開した時の株価は一体どれほどのものになるのか。安くても困りますが、公開時が最高値では株主を裏切ることになります。公開すれば資金コストも安くなることですから今より利益が上がるのが当たり前。したがって株主さんは公開時に持ち株の半分も売れば投資額が回収でき、残りを安定株として長期保有していただいて、株主還元の利益に与っていただくのが、私の理想とするところです。

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