トップページ社長通信第84号 消費者ニーズは廉価性から耐震性へ

社長通信

第84号 消費者ニーズは廉価性から耐震性へ

1995年02月号

お施主さんの満足こそ、私たちの喜び

先ずは阪神大震災で亡くなられた5200余霊のご冥福を祈るとともに、被災された方々にお見舞いを申しあげます。当社の木下会長や営業の高橋君も西宮市住まいのため、家の中がメチャクチャになる被害を受けられましたが、ケガがなかったことは不幸中の幸いでした。しかしこの寒さの中、火の気のない体育館やテント等で避難生活をされている方が20万人もおられますが、本当にお気の毒に思います。一刻も早く普通の生活に戻られることを祈らずにはおれません。いずれ地震が関東を襲うだろうとの心構えを東京に住んでいると持っていますが、阪神地区にあれほど強烈な地震が起こるとは誰一人予想しなかったことで、地震の歴史がない地域ほど起これば被害の大きいことを教えられました。我が家でも早速地震対策として非常食や水の買い増しを行ない、軒下に保管するようにしました。ベットの脇には靴なども用意して、割れたガラスを裸足で踏み歩くことのないようにしました。今回の震災対策を見ていて、初めの2~3日は行政の手が届かないことが判りましたから自分で用意するしかありません。絶えず心構えと、2日分の食料と水の用意だけは怠らないようにしましょう。

今までに神戸地区で施工した当社の墓石は100本弱ですが、市街地から離れた霊園のため、倒れた墓石は10%程度と聞いております。道路事情が良くなり次第、調査して対処したいと思いますが、主たる販売霊園の延暦寺大霊園は倒壊の被害は全くなくホッとしています。報道写真によると、市街地の霊園はサオ石が99%倒れており、全体で20万基以上の損壊だろうといわれています。手前味噌になりますが、当社の墓石耐震装置(実用新案)を使って施工すれば、横揺れはもちろんのこと間題の縦揺れの場合にも倒壊が防げるはずです。今後も地震に強いお墓の研究は重要テーマの一つとして取り組んでいきたいと考えます。お墓を安く作ることも大切ですが、これからの消費者二ーズは価格よりも地震に強いことが購買動機になると思います。

去る1日から3日夕刻までの3日間、新人を主に19名が参加して営業マンの強化合宿訓練を行いました。嫌々ながらの参加者が90%でしたが、終了式には全員がこの訓練に参加してよかったとの言葉に接し、大成功だったと安堵しました。この訓練は7、8年前から、外部の会社に依頼して数回行なっていますが、当社のトップセールスはこの訓練を優等生で卒業しています。今回、私は開講式と終了式に出ましたが、開講式にしっかりした挨拶をできなかった人が、終了式には生き生きとした立派な挨拶ができるようになっただけでなく、「やるゾー」という気迫が顔いっぱいに感じられるようになったことは大きな成果です。当社の営業マンの殆どは墓地以外のセールスで育った人ですが、お墓ほどお施主さんに感謝される商品はないことを経験されたことと思います。お施主さんの喜びの顔に接した時、営業の苦しみを全て忘れることができます。

右ページの建物の写真は本社ビルの模型を撮ったものです。4月には建設業者を選定し、5月から工事にかかる予定です。来年の今ごろは新築ビルで業務が行なえればと思います。1、2階が事務室、3階が会議室、4階が役員室の予定ですが、今から完成が楽しみです。ところで、今年からこの以石伝心に営業所別の営業成績を発表しておりませんが、これはインサイダー情報になるかも知れないからです。ご了承ください。

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