トップページ社長通信第85号 第三者割当で業界一の資本金に!!

社長通信

第85号 第三者割当で業界一の資本金に!!

1995年03月号

明確な目的意識を持ち、効率的に働いて、コスト削減の努力を

もうすぐ彼岸、春は目の前になりました。先月は第三者割当増資の件で、金融機関の聞き取り調査が10社位あって目茶苦茶忙しい月でした。増資予定額5億円(証券取引法上5億円が限界)に対して、7億円弱の引受希望をいただき、嬉しい誤算となってしまい、取引先等のお申込に対してお断りをする事態になり、本当に申し訳なかったと思います。増資が完了しますと新資本金は業界一の6億4千4百万円強となり、資本金だけなら商法上は大会社になります。増資後は銀行や投資会社が上位株主に顔を並べますから、株主構成も大会社の体裁が少しですが整います。

今回増資にご参加いただく会社との面談において、創業者である私の持株比率が非常に少ないことを何社からも指摘されました。私は当社の株以外は買ったことがないのですが、株式会社の定義は株主が出資をし、経営者がそれを原資として事業をなし、果実を投資家に配当として分配することと考えていました。従って、今まで自分自身が半分以上の株を持ち、会社を安定的に支配するなど全く考えなかったのです。それよりも週に4日は夕食を家族と共に食べる生活ですから、所謂働きすぎない社長業をこれまでやってきました。ですが考えることは好きですので、夜の1~2時間は仕事のことを考えるのが日課です。3人の子供に大学教育を受けさせ、2人を結婚させ、家の口ーンを払い、酒を飲み、ゴルフもやるでは増資の度に払い込む資金がなかったというのが本音です。この通信でいつも言うように、会社のために自分や家族を犠牲にするな、自分や家族のために働けを私自身が実践してきました。勤務時間内を一生懸命働いた後は、一家団欒を心がけた結果、子供らは青春の発露としての脱線はありましたが、余り親に心配かけることもなく、すっかり独り立ちしましたので、今は優雅な夫婦だけの生活になった次第です。

長男は皆さんの評価に任せるとして、26歳になる次男は3年前よりNHKの津支局でディレクターとして番組を作っています。学生時代より映像を撮ることが夢でしたので、好きな仕事に就けたことになります。今月22日夜10時から春季特番「1本釣りに夢かけて」のタイトルで45分番組が放送されますが、この番組は支局製作のため、僅か6百万円の予算で、カメラマンと2入だけで赤道直下のキリバス共和国という小国へ2回行って、40時間分のVTRを撮ってきてまとめたものです。時間があれば見てあげてください。

当社の株式が公開することになりますと、先ず業界初ということになるのではと思います。従って、今回当社に初めて投資をしてやろうという金融機関や投資会社は、同業他社のデータがないため、玄関先に墓石を並べた古い石屋をイメージされたようです。我社が業界初となったとき、後から公開する会社は当社のデータがあり、大変楽になることと思います。ましてや歴史や資産を待っている同業大手は、ニチリョクでさえ公開できたとなれば、業界に大変な希望と勇気を与えることになるのではと思います。

世の中に低成長が定着した昨今、増収の続く当社にあっても、コスト削減努力を怠れば同じ轍を踏まねばなりません。それを避けるためには、皆さん各自が働く目的をしっかり持って、頭を使って効率的に働いてください。時間は自分で作り出すものです。指示待ち族は、当社の規定時間では足りませんよ。

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