トップページ社長通信第86号 常識・経験の否定の時代 まさかの阪神大震災、サリン、都知事選、そして浦和の新人

社長通信

第86号 常識・経験の否定の時代 まさかの阪神大震災、サリン、都知事選、そして浦和の新人

1995年04月号

今年は次から次に常識では考えられないことが続いています。先ず、夢想だにしなかった阪神大震災、安全神話をひっくり返した地下鉄サリン事件、オウム真理教の異常な行動、底無しのドル安、無党派の青島幸男東京都知事・横山ノック大阪府知事の誕生、史上初の公定歩合1%など、今まで大多数の日本人が持っていた常識や経験が根底からひっくり返されています。
3月20日、神戸、西宮、芦屋を訪れ、霊園や市内を見てきました。同じ霊園でもブロックによって被害状況に差があり、地震のエネルギーが雷光の様に走ったのではと思われる線的な破壊の状態でした。2メートルも離れた場所に墓石の棹石が飛んでいたりで驚きでした。
その震災ニュースを吹き飛ばしたのがサリンとオウム。人類最終戦争が97年に来るとの麻原教祖の予言に基づき、生き残るための自給自足に備えた肥料工場等と称する膨大な工場群。日本と欧米が戦い、最後にオウムが勝ち残るとか。オウム信者の常識は我々の非常識。真実は未だ解明されていませんが、オウムの常識が非常識であらんことを祈るばかりです。
次に、年初から急坂と言うより崖を登る勢いの円高。日本経済は良くないのに円だけが強くなる一方。1ドル=83円になったということは1ドル100円の時より20%安く輸入できるということで、消費者にとっては本当は喜ぶべきことなのです。もちろん輸出の手取りは20%少なくなることになりますが、ドルが基軸通貨であり続ける以上、アメリカはドル札の輪転機を回し続けるだけ。もうこの辺で輸出業者は為替レートにあわせるコストダウン努力はやめるべきだと思います。どれだけ努力してドルをため込んでも、価値が下がる一方のドルを持つことは働き損になるだけです。
大事件続発で盛り上がりに欠けた統一地方選。都知事選で選挙運動をしなかった青島幸男、大阪府知事選でボランティア選挙の横山ノックが、勝ち馬に乗ろうと、既成政党が多数で担いだ官僚OBを、大差で破った今回の知事選を見るにつけ、時代のうねりを感じずにはおれません。
「大きな組織だから安心」の時代の終焉を感じさせます。自民党も社会党も古く大きい党ですが、国民は昨今その大政党に裏切られ通しですから、庶民派の知事誕生となったものと思います。これから頭の良い官僚相手に新知事は大変でしょうが、問題点をどんどんテレビなどで発表して、庶民を味方につけて頑張ってもらいたいものです,
日本の強さは組織力の強さでもありました。会社、行政、政治等、しっかりした組織が力を発揮してきたのが日本です。その組織はピラミッド型であり、情報や命令は上から下へ流れる様になっています。しかしネットワークは情報の共有と言う、今まで上司の独占物であった情報を、コンピューターを扱える人なら誰もが持てるようになったのです.したがって余程高度な情報分析力や、情報に基づく判断力がないと上司の存在価値は薄くなります。
この様に今年は奇怪なことが多い年ですが、浦和営業所の今年1月30日に入社した新人鈴木清君が3月度に21本という月間契約新記録を樹立しました。一営業所の月間契約は20本台が普通ですから、正に怪物君現わると云って良いでしょう。快進撃のニチリョクならではの新人です。

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