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社長通信

第88号 企業成長と組織力

1995年06月号

私は常々、働くことの基本は自分も含めた家族の幸せのためと言うことを第一義に考えています。滅私奉公は私の一番きらいな言葉です。
そのため社訓には、「会社の為に自分や家族を犠牲にするな」とあります。しかしそのことは逆に、会社が社員の犠牲にならないということも当然のこととしてあります。
会社は業績を伸ばし、株主の皆様に対して配当を行い、納税により社会的貢献をしていく義務があります。そのためには、業績は毎年上昇していかなければなりません。しかし、適当に働いていればいいと思っている社員がいると業績を伸ばすことはできません。会社がこれらの社員の犠牲になることは許されないのです。
同じことが当然社長の私にもいえます。中小企業は、社長の経営力がすべてだとよくいわれます。「なぜ、同業他社が減収減益に苦しむなか、ニチリョクさんだけが成長を続けられるのですか」と、よく質間を受けます。ありがたい質問なんですが、答えに窮します。経営能力の差ですと開き直ってお答えすることがあります。経営能力といわずとも、経営方針の差というものはあるのかなと強く感じることがあります。
しかし重要なことは、その私の経営方針が経営陣、管理者層に正確に伝わり、さらに部下に伝えて実践していく組織ができているかどうかだと思います。
先日、社員の皆様に上司の査定をしていただきました。管理者たる上司がこれらの経営方針や考え方をしっかり実践しているかどうかを評価していただいたたわけです。

結果は予想どおり、浦和営業所の堀江所長が一番良い評価を受けた管理職でした。営業所長のなかで一番の古参になりますが、私の経営方針を素直に実践し、社員が生き生きと活動し、新人も所長の指導により、短期問にベテランの仲間入りを果たしていることです。1月末入社で3月に21本契約の鈴木君も彼の部下です。
そして、その組織力をもう一段も二段もレベルアップさせていくことが当社の課題です。今年2月と3月の増資によって、当社は商法上の大会社の仲間入りをいたしました。会社が大きくなればそれだけ内外に対して社会的責任も大きくなります。例えば大会社になったことにより今期から社外監査を受けることになりました。
そのため、短期間のうちに大車輪で社内の管理体制を充実させねばなりません。そして、会社組織を社内規則どおりに運営・機能させていくことが要求されます。
会社の成長にともなって、自分も成長していくことのできない管理職がかつていました。その人は組織整備に無言の抵抗をしていたようでした。全社員の協力なくしてこれらのことは達成できません。
会社の成長によって、自分が取り残されることをおそれる余り、非協力になるような社員がでてくるようなことは避けなければなりません。
今、会社はさらに飛躍するため、会社組織の機動力を大きく高めようとしてます。あなたの職務において、あなたの能力をこの機会にぜひ生かしてください。これを成し遂げた感激は一生の思い出になることでしょう。その感激に相応しい待遇をあなたに提供する義務が私にはあります。

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