トップページ社長通信第92号 私に手紙をください

社長通信

第92号 私に手紙をください

1995年10月号

毎月社長通信の原稿を考えるのは結構しんどいもので、よくぞ7年半も続けてこれたものです。今や、社員・株主・主取引先合わせて約500部の発行部数となりました。下手な文章を読まされる皆さんが気の毒に思いますが、今更止めるわけにもいかず、我慢して読んでくださいとお願いするしかありません。しかし最近の若い人は新聞さえも読まないのですから、これを読んでいない社員もかなりいるようです。

私は当社の事業所が散らばっているため、私の考えや会社の状況を社員の皆さんに伝える方法としてこれを書き始めました。言いたいことを何でもヅケヅケ言う私ですから会社の内情を出来うる限りオープンにしてきました。昨今、情報公開-ディスクロージャーの重要性が云々されていますが、何時も包み隠さず公開していれば、問題が起きてもボヤの内に解決できるものと思います。

今月も嬉しい話をお伝えすることになります。昨9月は新規契約本数、契約額ともに月間新記録を達成しました。町田メモリアルパークが寄与しました。同業他社が販売不振に苦しんでいる中、なぜ当社だけが一人勝ちしているのかを考えるとき、当社と他社との大きな違いを見ることが出来ます。

それは只一つ、お客様の立場に立った商品を提供し続けていることです。この業界は長い間、墓地さえあれば売手市場でしたから、お客様あっての商売であることを忘れ、コストを掛け放題に掛け、そのコストを全て価格に転化しても売れる時代が続きました。しかし、当社がこの業界に参入したのは15年前で、歴史が古いことが自慢の石屋さんと勝負するには、彼らがすっかり忘れている、お客様本位の商売をするしかなかったわけです。無名の当社は知名度のある大手と同じことをして勝てるわけは無く、誰でもが買えるお墓の開発をポリシーとしてきました。

バブルが弾け、すっかり消費意欲の冷えきった昨今、当社のみが増収増益を続けられるのはお客様の顔を見て、環境・設備・交通・施工等を勘案して納得のいく値付けを行い、営業の諸君が誠意を持って応対してくれているからではないかと思います。

不況だから売れないのではなく、お客様が納得できない場合、いかなるものも売れないのが商品が飽和状態にある現代の状況ではないでしょうか。当社は決して価格破壊を指向した値付けを行っていませんし、商品寿命の長い墓石の場合、薄利多売は得策ではありません。

人間は基本的に変化を好まないそうです。変化に対応する能力は組織が古くなればなるほど悪くなります。その意味で、古い業者の多い石材業界は時代変化に対する適応力に乏しいのが当たり前で、実質15年の歴史の当社に若さが満ち溢れているのは至極当然なことです。その上、私は変化の無いことを嫌う性格ですから、挑戦し続けることによって会社を変革させようと努カしています。ましてや、社長として29年の経験を積みながら、業界や文化団体に参加せず、ひたすら本業に専念しているわけですから、この好業績は当然といえば当然です。

どこの会社も本社の管理機能が大き過ぎて、高コスト体質になっていることが問題とされていますが、年商50億円の当社の本社は社長以下男子8名、女子13名によって運営しています。このスリムさは社内調整のための無意味な会議も根回しもしなくて済みますし、稟議書も数時間で決裁できます。それでいて、私の見る限り月間21日以上あるいは168時間以上働いている猛烈杜員がいるわけではありませんから、当社の就業規則はうまくいっていると言えるのではないでしょうか。

ところで今月の社長通信は独りよがりのところが多かったと思います。社長通信を読まれた方全員にお願いします。私宛に手紙をください。私の気の付かないことがいっぱいあるはずです。私は貴方のことをもっと知りたいのです。貴方の意見が当社をもっと発展させるのです。特に社員は今月中に必ず下さい。

会社情報
お問い合わせは、フリーダイヤル0120-300-100 資料請求・お問い合わせ
ページの先頭へ