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社長通信

第93号 私の返信(その1)

1995年11月号

先月号で私宛の手紙を下さいとお願いしたところ、社員全員から忌憚のない意見を交えた手紙を頂きました。手紙の内容はさておき、封筒の表書や、A4用紙で頭部分を4センチメートル残し、縦書き、又は横書きにて送って下さいと別便にて伝えたはずですが、封筒の表書や文章が手紙の形式を満たしていないのが40%、用紙を私の指示通りに使っていないのが30%と、常識を欠く、あるいは不注意な手紙が多かったのは残念です。さすがに本社だけはほとんど完璧に近い手紙でした。しかしながら、大多数の社員が、自分の思いをこの機会に私に伝えたいという熱意が感じられ、3回、4回と読み直す手紙も数通ありました。

その中で特に問題提起や不満の多かったこと、及びその解決策、返答を今回と次回にわたって述べます。

1.クレーム処理が遅い。
A.早速工事部へ連絡したところ、最近では遅れはありませんとのことでしたが、何をもって遅れがあるとか、ないとかはっきりしないので、クレーム報告書を社長宛にもFAXしてください。クレームが起きない工事を第一とすべきですが、起きた後は処理の仕方次第で、顧客満足度がプラスにも、マイナスにもなることを自覚すべきです。

2.特注商品に対する見積が遅い。
A.特別設計の場合は、設計図作成に2~7日かかりますが、石種だけの特注品であれば即時返答できるはず。女性社員が計算できる方程式を早急に確立させます。

3.基本給(事務職)を上げて欲しい。
A.当社の賞与は業績の如何に関らず年4ケ月を15年以上継続しています。従って賞与は固定費となっています。12月より現在の給与の16倍を14で割った金額を新給与としてする案が浮上しています。(今回の年末賞与は従来通り)従って現給与20万円の場合22.8万(14%アップ)となりますが、規定(?)賞与が年2カ月分となり、保険関係の負担も増えます。尚、規定賞与以外に特別賞与として業績寄与度により適宜支給することも計画しています。年俸換算昇給ゼロの場合でも会社は、会社負担の保険金分及び退職金の増加分が負担増となります。

4.営業社員のランク付けを甘くして欲しい。
A.厳し過ぎると言う意見と、やればやるだけ支給されるからやりがいがあって良い、当社へ入って豊かになったと言う意見が半々ありました。出来る人には際限無く支給するということは、出来ない人には払えないということに通じます。年収800万円以上の人は今のままで良いという人がほとんどですが、それ以下の所謂成績の不安定な人は、固定給部分のアップをいいます。営業社員には毎月直接経費だけで70万円以上かかります。従って年収が500万円に満たない営業マンは会社に頁献しているとはいえないのです。営業職の固定給部分が、一般事務職以上というのは営業社員に甘過ぎることになります。しかし、体調とか、季節とか、バイオリズムとかにより収入に波があり過ぎることも事実ですので、収入の多い月は社内預かり等を考慮してみます。また、Dランク以上(Aランク以上も作りますが、全て預かりとなる)の成績を達成した社員には、ランク預託制度を作り、ランクダウンした期には預託ランクを充当してランクの安定を図ります。
当社の車は社名も入れず、営業途中も報告を必要としません。会社を出たが最後、パチンコやレストランで油を売っても判りません。自由であることを悪用する社員を追放するためには、たゆまず宅訪して努力を惜しまない人だけが厚遇されるシステムでなければならないのです。

(以下次号続く)

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