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社長通信

第96号 素人

1996年04月号

3月の決算棚卸しも終え、いよいよ株式公開の直前年度入りとなりました。これから1年の業績や管理状態が公開の是非を決める大事な1年という訳です。

3月の新規契約は月間最高を記録しました。この勢いが続く限り業績は大丈夫とは思いますが、ライバル社だっていつまでも当社に負けてばかりおれないでしょうから、死にもの狂いの巻き返しが予想されます。気を抜かずに頑張って欲しいと思います。

ところで、3月23日のことですが、山形市にある石材卸商社であるナイガイさんが春の展示大売り出しをされ、来客の多くが東北一円から見えているため、近くの温泉に1泊のご招待をされました。宴会までの小1時間、大会議室で百数十名の石屋さんを相手にこれからの石材業界についてしゃべれとの依頼がありました。私の如き石屋の素人がプロを相手に話すことなどおこがましいと、随分と固辞したのではありますが、素人が言うからインパクトがあるとおだてられ、それならと約1時間好き放題しゃべってきました。

結論だけを言いますと、石屋の世界も、業界だけの常識にとらわれていると、取り残されるだけではなく、存在を許されない業者として淘汰されるでしょう。実際のところ、石屋の数は今の半分で良いのではないか。消費者の存在を忘れた売り手(石屋)の勝手な論理<墓石は特殊な商品であるから、薄利多売でなく、付加価値を付け出来るだけ高く売る>だけでする商売は終焉したと思います。

これからは消費者の立場<お客様の求めるものをお客様が納得する価格で提供すること>に立った業者だけが生き残れる、この様なことを申し上げました。良く理解していただいたのは約1割でしようか。その他は石頭ばかりで、多分、何を言っとるのか、東京と地方は違うわい程度の反応しか感じられませんでした。

さて、約30日にわたりパソコンセミナーを社内で行い、受講した人はパソコン使いに変身してくれたことと思います。インターネット、パソコン通信、ネットワーク、ホームページ、マック、ウインドウズなどの言葉を、新聞やテレビで毎日の様に見聞きします。昨年暮れのウインドウズ95の発売以来ブームでしようが、このブームもいづれ沈静化するとは思います。

しかしパソコン通信やインターネットでいろんな人とコミニュケーションする楽しみを覚えた人なら、このブームが一過性でないことが理解できるし、電子メールの便利さを覚えると、やめるわけにはいかないでしよう。

本社は社内ネットワークの構築により、1人1台のパソコンが動いていますが、いずれ営業マンがハンデーパソコンを持ち歩き、客宅で見積りも契約もパソコンで行い、本社のコンピューターに送信すれば終わりという時代が必ず到来します。さらに、出社せずとも自宅のパソコンと本社のそれとを結び、在宅勤務ということができるのも、それほど先のことではないでしよう。

その為には社員のパソコン習熟度をあげることにつきます。特に内勤者のレベルアップが急務です。この様にパソコンが仕事に欠かせなくなると、パソコンの習熟度によって、作業能率にかなりの差が出る筈で、今後は昇給時期の都度パソコンテストを行い、昇給資格の判定資料とする必要も出てきそうです。

今回、当社の知名度アップの為、嫌いなテレビCMを作ることになりました。制作費だけでギャラともで約2千万円。放映料は月1千万円ほど予定していますが、費用と効果を考えるとどうしたものかと思案に暮れますが、年商50億近い規模になるとその費用を捻出できる余裕があることは有り難いことです。

CMの題は演歌の墓道。「ハカなき女に幸はなし。ハカなき男に福はなし。二人のお墓は二人で決める。どちらが先でもお墓は一つ。メモリアルサービスセン夕ー」。金沢明子と宮路おさむのデュエットで5月からお茶の間を笑わせたいと思います。

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