トップページ社長通信第98号 ネットサーフィン

社長通信

第98号 ネットサーフィン

1996年05月号

連休も終わり、清々しい新緑の5月。景気も良くなってきた様ですが、あいも変わらぬ公共投資による需要喚起であるため、どれほどの持続性があることやら。それでも、コンピューター関連を始め、多忙な業種が増えているのは喜ばしい事です。消費景気はいまいちと言われていますが、量的にはプラスに転化している様に感じられます。なぜなら、スーパーへ行けば判りますが、食品や日用雑貨が何と安くなったことか。輸入品が物価下落に貢献している様に思います。国産品で高い商品があれば、その商品の類似品がすぐ海外から入ってくるという時代ですから、当分の間インフレに悩むことはないでしよう。石材業界の場合で言えば、主生産地が10年程前に茨城や福島から韓国へ移り、ここ2,3年前まで韓国がかなりのウエイトを占めていましたが、その韓国も人件費高で中国やインドにとって変わりました。
土地は再生産できないものであるから、値下がりすることはないという神話も、ボーダレス、グローバルな時代においてはおとぎ話に過ぎません。なぜなら、土地だって生産性が決め手になるからです。土地も人件費も高く、また規制に縛られてコストが高くつく日本でものを作るより、リスクはあるが全てに安い発展途上国に工場を持っていった方が効率がよいというのは当然の理です。いずれ住むところさえ、自分の好みにあった国でという時代がやって来るように思います。
インターネットで遊んでいる(夫婦ではまってしまいました)と、そこには国境が全くありません。アドレスを入れキーを叩いた瞬間に、ホワイトハウスからNASA、そして日本の首相官邸のホームページヘ次々に訪問(ネットサーフィン)して、ありとあらゆる情報を入手できる時代です。21世紀には現在とはおよそ違う世界に生まれ変わっていることでしよう。
なぜ変わるか---。来世紀には先進国のほとんどの人が、パソコン乃至はインターネット接続専用機を持ち、国籍、人種、地位、財産、学歴、職業等に関係なくパソコンがあれば誰でも平等に情報を得ることができ、また発信することができることです。これは今までの制度、価値観あるいは習慣や文化までもが変化を余儀なくされます。

が日本は変ることはあるまいと思う人がおり、それが正解だとすれば、世界から取り残された日本は貧しさにあえいでいる事でしよう。どういうことかと言えば、「情報」が産業として経済を牽引する時代がくるということです。

まだまだ当社は成功したとは言えないのに、その秘訣はなどと聞かれることがあります。答えに窮し50%が運の強さ、25%が勘の良さ、残りは度胸と知恵が半分づつと申し上げることが多いのですが、本当はもっと大切なことがあります。それは何事にも相手の立場に立ってものを考えるということです。

物を売るときは顧客の立場から見てみる。墓地用地を選定するときは自分が買う立場で選ぶ。お金を借りるときは金融機関の立場に立って自分や会社のことをディスクロージャー(情報公開)する。仕入れや広告依頼等の時は出来るだけ相手に手間ヒマ(見積書に営業経費15%等の記載があると、こちらから伺うから営業にくるなと言いたくなります)をかけさせないようにする。また社員の立場に立てば、社長だけが儲けていると思われないため、常に部下とのバランスを考えた報酬をとってきました。

まだまだ当社は発展途上です。中途入社が当たり前の当社の社員は、少なくとも強運の社長の会社に入ったことを喜んでもらう必要があります。しかし、今後あなたに今以上の運が付く付かないは、あなたの努力次第であることをお忘れなく。

社外から私宛ての電子メールは teramura@nichiryoku.co.jp-(他の社員にはteramuraのところを変える)

会社情報
お問い合わせは、フリーダイヤル0120-300-100 資料請求・お問い合わせ
ページの先頭へ