トップページ社長通信第117号 店頭公開

社長通信

第117号 店頭公開

1997年11月号

 永年の目標であった株式の店頭公開が12月11日に実現する運びとなりました。公開を30年間思い続け、その実現の為、強い意志を持って事業をやってきたと言っても過言ではありません。お陰で「業界初」の名誉をいただくことになりましたが、私の信念である、「何事も強烈な意志と願望を持ってすれば実現する」と言うことを証明したのではないでしょうか。
 伝統と慣習が横溢している石の業界において、業界常識を知らないことを武器に、色々なベンチャー的手法を用いてきましたが、特に石工事の施工において、お墓の付加価値ばかりを追う業界常識を破った、お墓のプレハブ化は業界の度肝を抜くインパクトを与えたのではないでしょうか。ベンチャー企業とは研究開発型の企業のことを言いますが、当社は先発企業の真似を一切せずに、営業、管理、工事の合理的システムを考え、実行してしてきたのですから、古臭い業界に対する改革者であり、ベンチャーの名に恥じない企業であると思います。お墓は1度売ると、数十年間リピートのない商品であるから、付加価値を付けて高く販売しなければマーケットが枯渇するという識者もいます。しかしながら、どんな業界であれ顧客に支持されない商法やルールは、所詮市場原理に合っていない訳ですから、いずれ淘汰される運命にあると思います。
 当社の株式公開は、創業者利得とか相続対策等が目的ではなく、もっともっと大きくなる為に、資本市場から開発資金の手当てを容易にする為に公開する訳ですから、気を緩めることは出来ません。最近の開発は1ヶ所4億から15億円は必要になっていますし、年間2500区画を作らねば販売に支障をきたす訳ですから、1区画100万円の永代使用料としても、25億円の資金が必要となります。また、開発には1年から3年の期間が必要ですから、少なくとも、3年分の墓地在庫を持っていないと安心して事業を続けられないこともあり、霊園販売業は資本集約事業でもある訳です。
 最近の株式市場は目を覆うばかりの惨状で、特に店頭市場がひどい様です。公開を先送りする企業も多い様ですが、それは公開利益が少ないからと思われます。当社の場合、会社に入る資金は40万株分だけですので、1株100円の開きは4千万円ということになりますが、業界初の名誉は、4千や8千万円では計算できない程のメリットがある様に思います。ましてや、公開企業は1部上場も含め4000社ほどですから、大変名誉なことと思います。但し、私は1株も売りませんので、創業者利得の恩恵には与かれません。
21世紀は、2001年1月1日からですので、あと3年余りとなりました。
 同業の某社も2001年の公開予定で進めています。多分、2部市場に直接いくと思われますので、当社も20世紀中には今の倍の利益を上げるようになって、正真正銘の上場会社になりたいと思います。それには何より業績を上げることーーーこれに尽きます。3年後には売り上げ100億円、経常利益8億円を目指して、新たな決意の元に再出発したいと思います。昭和41年12月22日で創業31周年となりますが、何かを始める時はいつも12月でした。墓石販売の為の展示品をトラックに設置したのも、お墓の工事を始めてしたのも何故か12月でした。以来、12月はツキの月として事始めが多くなっています。草木も眠る12月からスタートして、1、2月は静かに潜行。3月から準備万端、活動期に入るパターンが多かった様に思います。

会社情報
お問い合わせは、フリーダイヤル0120-300-100 資料請求・お問い合わせ
ページの先頭へ