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社長通信

第118号 アクシデント

1997年12月号

この2ヶ月間は、全く予想もしない事件が多発し辟易しました。
先ず、日産生命、三洋証券、拓銀等の破綻により、金融業界までも風雲急を告げる雲行きとなり、何が起こるか判らない雰囲気を感じる様になりました。
こうした状況下に関わらず当初の計画通り、11月7日に日本証券業協会より、店頭登録銘柄(銘柄コード7578)として承認され、その後のスケジュールは12月1日が公開価格決定日、12月3日~4日が公開株式の申込日、12月10日が払込日、そして、12月11日が登録日として、晴れて公開会社となる予定でありました。
企業が店頭公開する場合、2社以上の証券会社が公開予定企業の内容を審査し、協会に対し登録申請し、協会が承認するというのがルールということです。当社の公開は、主幹事証券(代表申請会員)を山一証券として、他に幹事証券(申請会員)として証券会社3社が山一の次に並んで申請書に印を押した訳です。尚、大和証券は、11月20日に新たに幹事として依頼、21日の日経新聞にて公告しましたが、申請会員ではなく株式の引受会社という立場です。
11月22日の日経朝刊が、山一自主廃業かと報道。晴天の霹靂ではありましたが、幹事が4社もあるから何とか予定通りいくだろうと、休暇明けの25日を待ったのであります。社会の常識として、大統領が急死した場合、副大統領がすぐさま宣誓して大統領に就任する様に、主幹事に事故あるときは、幹事がすぐに代わりを務めるものと考えておりました。従って、山一業務停止の後は、幹事会社のいずれかが、主幹事になってくれるものと思っておりました。
25日になって、大和証券は申請会員ではないので、当社の申請内容に付き何も判らないーーー従って、投資家に対する責任が果たせないということで、すぐには主幹事となることができないことが判りました。
ところが、申請会員である幹事も、今日まで主幹事が潰れるなどと言うことを前提にしていませんから、主幹事に直ぐ取って代われる態勢ができておらず、2ヶ月以上の審査期間が必要であるとの返事が返ってきた訳です。そうなると公開が来年になりますから、これまでの予定が全て中止になります。あらゆる方法を模索しましたが、結果は延期せざるを得ず、28日に公開延期を決定し、12月2日の日経にその旨公告を出しました。
今後の予定は、今まで引受だけであった大和証券殿を主幹事にお願いし、昼夜を厭わず審査いただき、来年2月中頃の公開予定スケジュールで作業を進めております。株式市場の環境は最悪ではあり、株式売出しによる獲得資金は極く少額だとは思いますが、この逆風下に公開を果たすことの価値は、1億や2億に代えられないものがあるように思います。
今、不況対策が声高に言われていますが、無能内閣に期待しても無理なように思います。然らば、今の内閣に取って代われる器量のある総理候補がいるかと言えば、一人もいません。重要閣僚が殆ど早慶出身で、彼らの学生時代、学問より演説が上手くなることばかりに精をを出していたのですから、むべなるかなと思います。 それでも天下国家を論じていた彼らの学生時代は、もっと純粋であった筈なのに国民の憂いを忘れ、保身にのみ汲々としている姿を見るにつけ、早稲田の同窓として情けなくなります。
ところで朝霞支店の石川君は、この不況に関わらず当社営業マンの個人成績の年間記録を書き換えそうです。今までの記録は墓石契約1億5千万円であったと思いますが、石川君は大幅な記録更新で、実に2億円を達成しそうです。内需拡大が景気浮揚の要とは言え、何処の家も欲しいものが無いのが実状であり、唯一お墓の無い家にそれを買って貰うのが一番の不況対策と言えば、手前味噌になりますかな。

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