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社長通信

第122号 先見力

1998年06月号

「景気回復は、私に、自由民主党にお任せください。」この間の熊本補選での橋本首相の演説です。自分で火を付けておいて、その火を消して回り、自分の利益(成果)にするのをマッチポンプと言いますが、不況の元凶が、橋本総理その人であるのに、景気を良くするのは自分しかいないようなことを臆面もなく言う。日本のトップがこれでは、海外から全く信用されなくて当たり前。株安も円安も止まるところを知らない現状を見ると、日本の、否アジアの経済を破壊した男として橋本龍太郎は歴史に残る有名人となりました。せめて世界の経済をと、ならないことを祈るばかりです。
しかし、橋龍にお任せしなければならない根本原因は、細川護煕と小沢一郎にあると思います。日本新党を引っさげて颯爽と登場したのは良いが、早々と政権を投げ出した細川。(熊本の補選はまたまた任期半ばで議員を辞職した細川の為)2大政党論を掲げ、自民党を割って出た小沢の新進党は、今や自由党となり少数政党。私は彼らに夢を託しました。国民の大多数もそうだったと思います。これほど国民の期待を裏切った政治家は他にいません。その裏切りの裏返しとして、誰も期待できないと政治を見放し、投票率の低下に繋がったのではないでしょうか。熊本補選は自民党が勝ちましたが、自民党に代わる政党がないから仕方なく自民党候補に投票したのだと思います。危機存亡の時代であるのに、自分の事しか考えない議員ばかりで、どうして坂本竜馬や勝海舟が出てこないのでしょうか。「忘己利他」という仏教の教えがありますが、己を忘れ、国の為に命を賭ける人が現われないと、いずれ日本は3等国になってしまいます。
今20代、30代、40代のエネルギーが日本を変えないと、改革のチャンスを失います。インドネシアは、学生がスハルト大統領を失脚させました。あのように過激にならなくても良いが、せめて投票に行って国の将来、それは貴方の将来でもありますから、是非とも7月の参議院選挙は棄権しないで欲しいと思います。自民党は駄目、かといって野党も駄目、それでも奢れる人を国政に参加させない為に投票すべきではないでしょうか。団塊の世代が亡くなりはじめる20年後、4人に1人は65歳以上です。20年後の貴方の歳を計算してご覧なさい。多分、貴方も高齢者のひとりなのですよ。
日本ほどの急激な高齢化社会のサンプルは他に無く、若い人が減り、老人ばかりが増えるという社会に活力がある訳はありません。これからの時代を生き抜く為に必要なのは先見力しかありません。時代の流れ、社会のニーズ、人心の変化を先見力で読み取るしかないのです。商売も、景気が悪いから業績が上がらないは誰でも言うことです。10歩も20歩も先を読んで手を打っていけば、何も恐れることはないし、惑うこともないのです。
当社は、今世紀中に東証2部への上場を目指しました。後2年半あります。年商100億に向け、着々と手を打っています。当社の事業はロケーションの良いところに作れば1ヶ所で年商10億は簡単です。株式公開のメリットは良い情報が毎日の様に入って来ることです。デメリットは良い話をタイムリーに出来なくなったことです。言葉の歯切れが悪くなったと言われますが、株価に影響する様なことはプレス発表の後でないと出来ないのです。当社の顧客層は60歳以上ですからお金はあるのです。従って、今買わないと2度と手に入らないロケーションに霊園を作れば必ず売れると言うことです。
金融機関でさえ大変な時代ですから、その影響下にある民間企業が大変なのは当たり前で、智慧と努力で頑張るのがニチリョクです。あと3年我慢すれば、可なり競争相手が脱落しますから、商売は楽になります。自分たちが脱落しないよう頑張りましょう。

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