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社長通信

第146号 還暦

2000年04月号

とうとう4月13日に還暦を迎えてしまいました。若かりし頃、還暦を迎えた人を見てお爺さんだなあと思っていましたが、自分がなってみると全くその意識はありません。それどころか77坪の自宅を生まれて初めて新築(殆ど家内の設計)し誕生日に引っ越しました。2人っきりの生活ですので、今更広い必要もないと言えばその通りですが、広々した家での生活は気持ちまで変わるものです。家を見た殆どの方が、掃除が大変ですねと心配してくれますが、私が多少散らかす程度ですからご心配いただくほどのことはありません。今日まで、中古で買った築30年の40数坪の人並みの家に住んでいました。来客があると困る広さではありましたが、今更高額のローンを組んでまで土地を買い、新築することもないとも思いました。しかし、男のステータスはマイホームです。男の城です。その城の大きさが自分を大きくするのを否めません。今回初めて自分の部屋も作りました。今までは、居間でテレビを見ながら仕事をすることが多かったが、引越し以来夜半まで自室にこもりっきりで出来るので能率が上がります。


 大学の同級生は半分以上が、毎日が日曜日の生活をしている様です。私は自宅を新築したり、葬儀業界に旋風を巻き起こす仕掛けを考えたり、霊園開発に拍車をかけたりと元気そのもので、気分は40歳です。論語に「老いの将に至らんとするを知らず」(年をとることを一切気にせず、常に前向きに生きること)とありますが、絶えず大きな夢を持って、その実現に夢中で取り組めば年齢など気にもならないし、悩み事も吹き飛んでしまうのではないでしょうか。こういうとノー天気に見えますが、私はテーマさえ決まれば日夜を問わず考える癖が付いています。また、これで安心と思ったこともありません。社長生活34年で得た経験は99%大丈夫であっても、油断或いは環境変化により残りの1%が簡単に51%に変化することを知っているからです。従って、万が一の備えを怠りませんので、どんでん返しがあっても冷静に対応できるのです。その為に知恵を出し続けているのです。若さを保つ秘訣をもう一つ??「頭を使え」。


 小渕さんは気の毒なことになってしまいましたが、彼は人の話を良く聞き、全てイエス???「何でもあり」で来たお陰で景気も上向いてきたようです。然るに、自自連立を組む時、小沢一郎にしたイエスだけは、党内の反対もあって約束を果たせず、連立解消に至ったことが大きなストレスとなったのではないかと思います。出来ない約束はすべきでない。約束を守れなかった時、命に関わるほどの大きなストレスとなることも知らねばなりません。

 私が子供の頃、「うそつきは泥棒の始まり」とか、「うそをついたら地獄に落ちる」とか、うそを戒めることを親や大人達から聞いたものです。うそをつくと親にぶん殴られたことが度々あった記憶があります。今の親は、子供の人権とか何とか言って、うそをついたり悪さをしても叱ることがない様ですが、口で諭しても理解できない時期があると思うのです。ある年齢に達するまでは悪いことをしたら身体の痛みで分からせることも、ある程度は必要な躾ではないでしょうか。私が小学生の頃、「子供の科学」が愛読書で、エジソンのような大発明をし、鉄道の引っ込み線(昔は鉄道輸送が主)があるような大会社(多分に長男として父の工場を継ぎ、それを大きくする夢があった。)にしたいと心に決めたものでした。今でも自分にしたその約束を、親の会社(私は専務)は倒産し引き継ぐことは出来ませんでしたが、自分で作ったニチリョクを大きな会社にしようともがき続けているのです。この様に大学卒業以来専務と社長しか経験がありませんので、サラリーマンとして給料を貰ったことがありません。経営者は業績を上げなければ役員報酬を上げたり、賞与を取ることができません。従って、私には給料は毎年自然に上がるものと云う経験は無いのですが、今や他社でも成果主義・能率主義と年俸制が普遍化しつつあります。
実力のある人には良い制度でも、無ければ大変な時代がきた様です。

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