トップページ社長通信第152号 21世紀は女性社会

社長通信

第152号 21世紀は女性社会

2000年10月号

 9月も暑い日が続き、オリンピックの終了と共に漸く秋らしくなったと思ったら、急に寒さを感じる日もある昨今です。
 オリンピック開催前に「最高は金、最低でも金」と公言して、見事1本勝ちで金メダルに輝いた柔道の田村選手。銀メダルをとって喜ぶどころか「クヤシイ!」と大声を上げた水泳の田島選手。「42キロが楽しかった」と苦しさを口にするどころか、喜びの表現も中位の金メダリスト高橋選手。これ全て女性陣である。柔道で金を取った井上選手も表彰台には母親の遺影写真が一緒でした。今回のシドニーオリンピックで日本が取った18個のメダルのうち、7割以上の13個が女性でした。男より女性陣が輝いた大会でした。
 
 昨今、大手を振って繁華街を闊歩しているのはギャル。当社はパートも含めると70%以上が女性で、当然実務の中心はギャル(?)。私の孫4人の75%が女の子で、行動も口も達者そのもの。このように回りを見廻しても、女性陣優勢で進んでいます。
 さて結婚は自分の遺伝子を残すという重大な目的がありますが、最近の日本の若者を見ていると結婚を絶対視しなくなった気がします。そんな影響や少子化で、ホテルの結婚披露宴が減って、その穴埋めにホテル葬が増えてきました。ホテルに遺体を運び込むのははばかられますから、密葬(火葬)の後お別れ会や偲ぶ会の形で行われます。多忙な現代では葬儀は急な出来事ですから、会葬者には大変なこともあります。(最近は通夜式の方に70%以上の参列がある場合も少なくありません。従って、翌日の本葬の会葬者が少なく寂しい場合もあります。)ホテル葬などでのお別れ会式の葬儀が多くなってきた要因は、密葬の日と間隔があり、会葬参列者の便宜のためと云えそうです。またホテルだと駐車が出来ますし、通常は食事も出ます。ゆっくり食事をしながら故人を偲ぶのはホテルの方が向いているのかも知れません。費用も100人ほどの会葬者で祭壇も含め1人15,000円程度からできるそうですから、目を剥くほどのことでもなさそうです。

 今般当社の生花葬の祭壇システム「愛彩花」に抜本的改良を加えました。機能は同等で、且つ製作費を大幅に低減することができました。前作は複雑過ぎて部品が多く、組立てに手間がかかり過ぎましたが、一生懸命考えれば知恵は出るものです。
 今また、遊び半分で寝る前に10分ほど10ヶ月間位考え続けていることがあります。か弱い女性でもボタン操作一つで、ベッドに寝たきりの人をその下に組み込まれた風呂に入れることのできるバス付きベッドの開発です。まだ解決しなければならない問題があり何度も壁にぶち当たりますが、考え続けることによってアイディアは必ず生まれるものと確信しています。還暦を過ぎて自覚したことは、知恵は加齢により低下するものではないことです。知恵は知識、経験、思考力、想像力、研究心などによって生まれるものと思うのです。世の中に無いものを作りたい、人がやっていないことをやりたいと言った好奇心が知恵を生み、脳を活性化するように思います。従って、歳を重ねることによって記憶力や体力は確実に落ちていきますが、好奇心を持ち続ければ気力、判断力、決断力、知恵は衰えないものです。ところで記憶力も良くしたもので、忘れ上手というかどうでも良いことは直ぐ忘れますが、大事なことだけは覚えているものです。電気の通るプラスチックを開発(導電性ポリマーの開発)してノーベル化学賞を受賞した64才の白川英樹筑波大名誉教授も、プラスチックは電気が通らないという常識に挑戦する好奇心があればこそだと思います。但し、この開発は、アメリカにおいて外人との共同開発により成功したのであって、日本では常識的にはこんな非常識な研究に開発費が出ませんから、多分白川さんがノーベル賞を受賞することはなかったと思います。

 残り2ヶ月余りでやって来る21世紀は、女性中心の時代(女性社会)の予感がします。アメリカ企業の半分は女性社長だといいます。国内でも最近女性の為の起業塾が賑わっていますが、その前兆でしょうか。社長職は、女性だからと言う甘えが通じません。視野を広くし、問題から逃避せず、対峙し、結果の責任を持つようになれば、日本女性もアメリカ並みに活躍できる時代に必ず来ると思います。

会社情報
お問い合わせは、フリーダイヤル0120-300-100 資料請求・お問い合わせ
ページの先頭へ