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社長通信

第155号 新世紀

2001年01月号

 新世紀明けましておめでとうございます。

 元旦に昭和55年の筑波万博の年に出した年賀はがき(カプセルカード)が3枚届きました。1枚は45歳の自分から、あと2枚は家内と高2の娘からのものでした。16年後自分が、夫が、父がどうなっているかを予想したことも書いてありました。私が自分に宛てたはがきは、昭和55年のお盆時にJAL機が彷徨の末、御巣鷹山に墜落した後に出したものです。生死を分けた運不運に関して、当社が墓石の小売へ転出したのは、ある問屋へ1億円余りの焦げ付きが出てこれ以上続けると倒産も考えられるので、輸入業を止め小売りへ進出して5年半が経過。その9月期は社員13名で経常利益5千万円になりそうだとある。
 
 家内からのはがきは、子供は結婚し孫が3人づついて、家も新築し、貴方が優しければ2人っきりで仲良く暮らしているだろうと。現在、二男は未だ独身、孫は長男長女に2人づつだからちょっと外れた。会社は社員50名で売上げは40億円の大社長(家内は40億の売り上げは大会社と思っている)になっているだろうとあるが、社員は予想の3倍、売上げは1.5倍であるから良い方に外れたものの、社員1人当たりの生産性は随分悪くなったものだ。
 娘からは、お母さんが強くなり父に負けない女になって、趣味に生きているだろうとある。まだ趣味だけに生きる暇はないが、殆ど当たっている。

 このように未来を予想してそれが当たるのは稀です。16年前、バブルもバブル崩壊後の混沌とした10年も誰が予想したでしょうか。そうした予想を越えた混乱を乗り切り、今のニチリョクがあるのは運の良さがかなりありそうです。16年前は高度成長が続いており、改革などという言葉は死語であったと思います。行け行けドンドンと投資を拡大するだけで成長した時代だったのです。過去10年は失われた10年と云われますが、バブルを作ってきた人たちがその後始末に追われた10年だったと思います。これからの10年は漸く新しい血と肉、細胞を持った新しい経営者が新しいスキームを考えてくれる時代です。「10年ひと昔」と言うように、10年たたねば大きく変化しないのが世の常のようです。

 ところで新世紀の新年を迎えて15年後の当社を予想してみました。墓石の業界は3,000億円程のマーケットとされているから、現在シェアは2%。但し、霊園開発が益々困難になり、お墓は土地付きの墓石に拘らず多様な埋葬法が普遍化し、顧客単価は下落を続けるであろうから、墓地墓石事業の売上げは現状の5割アップの90億円。先日横浜で7,200坪の大型霊園の工事に着手しましたから、来期は70億円を越えるのではないでしょうか。葬儀事業は花葬儀が主流となり、当社の「愛彩花葬」が普及し、墓石並みのシエア2%を取っている筈。その時の2%は約3万件。オプションを合わせ1件150万円とすると450億円。お互い様ねっとわーく事業は、葬儀見舞金及び介護見舞金制度がヒットして、会員数50万人。1人当り会費及びその他の収入を年間1万円としても50億円。以上を合計すると約600億円の売上げ規模となっている筈。

以上が私の初夢。地道にやっていけば15年を待たずして達成できる数字と思いませんか。これからの時代は、お客様の満足度を如何に高めるかによって勝敗が決まります。顧客本位の経営こそ21世紀型ビジネスのあり方だと思います。心底からお客様のために尽くしたい。お客様と感動を共有したい。お客様の笑顔が自分の満足だ。お客様の喜びのお裾分けが収入だと言う気持ちを持ちつづけることが、勝者への近道といえないでしょうか。

 お客様の満足を得る方法は、画一的なマニュアルでは規程できません。社員ひとり一人のお客様に尽くす気持とその情熱です。どうしたらお客様に喜んでいただけるか、それは貴方のキャラクターによる自由な発想で良いのです。自由と身勝手を混同している馬鹿もいますが、責任ある行動こそ、お客様の満足を得る第一要素であることを自覚して、夢の実現に向け21世紀のスタートを切りましょう。

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