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社長通信

第173号 韓国

2002年07月号

 先日、サッカーのワールドカップで大フイ-バーした韓国へ行ってきました。釜山の近くの巨済島に霊園を作り、当社で今一番売れている本郷陵苑と同じ様な機械式立体納骨堂も作りたいので、アドバイスを頼みたいという信頼できる在日韓国人からの依頼で、7月6日にしぶしぶ行く羽目になりました。それでも5年以上行っていないので現在の韓国を見てみたいと言う衝動もありました。

 午後2時発の韓国の航空会社の釜山行きに乗るため、成田には12時に着きました。ところが、2時にならないとチェックイン出来ないという。理由を聞いても分かりませんと言うばかり。多分、台風が未だ釜山付近にいるからだろうと推測。2時半になってようやくチェックインが始まり、出国手続きをして搭乗口で待ちました。3時頃になって、当便は欠航になったから搭乗券に欠航の証明印を押しますと言うアナウンス。何故、欠航になったのかの理由説明も、ご迷惑をお掛けしますという詫びも無し。チェックインした後ですから既に出国手続きを終わっており、出国カードを出してしまった外国人(日本人は出国カード不要)は大変です。パスポートと出国カードを照らし合わせ、出国印を取り消さねばならないからです。外国人の殆どは在日韓国人か、韓国人です。韓国人気質からすれば、大声で怒る筈なのに静かに順番を待っています。韓国人は血の気の多いことを知っている私とすれば、変わったなあ、金持ち喧嘩せずかという感想を持ちました。

 明日出直すのも大変ですから、5時発のソウル行きが空いていたので、取り敢えず目的地を変更。8時過ぎにソウルの金浦空港近くのホテルに着き、翌日8時の釜山行きに乗り、ようやく巨済島の地を踏むことができました。

 現地に着いて聞いたところによると、台風の後、霧が濃くて着陸不能と言う判断で欠航になったことが分かりました。何故理由を説明してくれなかったのでしょう。天候による欠航は、航空会社の責任は一切無くて謝る必要も無いと言うことでした。理由はどうであれ、霧が晴れるだろうと言う判断でチェックインを開始したのは、間違い無く航空会社です。これは判断ミスです。このことを謝ると、損害賠償の対象にされる恐れがあるから、謝罪の言葉が無かった様です。でもご迷惑をお掛けしますの一言くらいあっても良いんじゃないかと思ったのは私だけでしょうか。会津から来た70才半ばの在日のお婆さんは、前日にホテルに泊まり、大きな荷物を抱え、チェックインされたのを見ましたが、一体どうされたか機上の人となってから心配しました。この一件でニ度と韓国機には乗るまいと思った次第です。

 久し振りに見る金浦空港の周りはマンションが立ち並び、びっくりするほど変わっていました。また街を行く若者は茶髪も多く、ファッションも東京と全く変わりません。それより驚いたのは、昔の韓国便は主に農協のオジさんが多く、日本の若者、それも女性が乗ることなどは無かったのですが、土曜日のせいもあってオジさんは殆どいなくて、若者ばかりが目立ったことです。

 市内を数珠つなぎで走る車も新車ばかりで、軽自動車は見当たりません。車の質も格段に良くなり、日本車と比べても遜色がありません。サッカーでベスト4まで行ったのは、日本や欧米諸国に追い付き追い越し、世界に韓国の存在を知らしめたい国中の想いが「気」となって選手に実力以上の力を出さしめたのではと思います。

 それでも残念だったのは、立体墓地のコンサルタントだけと言う固い約束で出かけたのに、現地で直接話を聞いてみると、実は霊園のスポンサーになって欲しいという話だったのです。本当に無駄な旅となってしまいました。民族の究極の文化であるお墓に、日本人の経営である当社が関わることは絶対出来ないから、資金を出せという話ならば始めから行かないということを十数日前に伝え、了解の元に渡韓したのです。良い意味で韓国が変わったという感激が、一変に不快になりました。私の回りに集まった韓国の人たち9人が、朝早くから夜遅くまで、あちらこちらと観光案内をしてくれたのは良いのですが、指導など受ける気は毛頭無い様でした。目的は出資だけだったんですね。9人のボスは元大統領の側近の一人で、その回りの人たちは従兄弟や関係企業の社長ばかり。逮捕された金大中大統領の息子と同じ構図を見る感じで、その辺は昔も今も全く変わっていないと言うのが感想です。

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