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社長通信

第181号 回顧

2003年03月号

 そろそろ桜の便りが聞こえてきました。この冬は殊の外寒かった感じがしましたが、皆さんは如何感じられましたか。  当社のビジネスは、因果なもので寒さが厳しいと葬儀は増えますが、その一方で霊園のご見学はご遠慮されるという訳で、なかなか上手く噛み合わないものです。その点、室内墓地である本郷陵苑は相変わらずの賑わいで、先月も100件以上の契約をいただきました。今までに全6300区画のうち3700区画の販売が終わり、あと2年余りで完売の予定です。

 最近では、本郷式の室内墓地の宣伝が行き渡ったのか、この墓地がお墓の一形態としてすっかり世間に認知されるようになりました。そのせいか、当初のお客様はご予算の無い方が多かったのですが、最近ではウォーターフロントに立ち並ぶ超高層の高級マンションにお住まいの方や、高級ベンツに乗った方にもお求めいただくようになりました。

 販売開始時は月に20本程度しか売れなかったのですから、隔世の感があります。勿論、価格が70万円という安さに加え、本郷陵苑の新規購入者のうち、ご希望の方には戒名が無償授与されるということも購入動機として大きいと思われます。興安寺では、正しい供養のあり方として、3世代前の住職の時代より、檀家さんに戒名を無償授与されるという伝統があったのです。

 この成功に気を良くして、他にも同様の計画を進めていますが、石を殆ど使わないお墓ですから、当社は石材店ではなく、お墓屋になってしまったようです。このことは、顧客のニーズが変わったというより、新しいお墓の形態を開発することによって、消費者のお墓に対するイメージを変えたというのが実体でしょうか。元々、このシステムを考えられたのは興安寺のご住職でしたが、当初、墓石の必要の無い墓地など商売にはならないから協力できないと逃げたことが恥ずかしく思い出されます。確かに、普通の墓地ですと1件200万円以上の売上げになるのに、本郷式では売上げが伸びないのは痛手ですが、お客様に愛彩花倶楽部会員として登録していただければ、将来お墓と葬儀で200万円以上の売上げになります。

 いずれにしても、今後は人の移動がますます激しくなる時代が訪れると確信しています。東京から仙台、仙台から札幌へと次々に住いを変えて行く時代です。こうした時代に困るのがお墓。しかし、従来型のお墓と違って、本郷式ならば、取り出すのに5分。新しいところへ運んで、納めるのに5分で済みます。日本中、否世界中に本郷式のお墓を作れば、転居に伴うお墓の心配は無くなると言うわけです。これが普及しすぎると、石屋が要らなくなってしまう時代が来る恐れが充分にあります。地方都市だってアクセスの良い所に2~3000区画単位で作れば、お墓・葬儀・法事・戒名・僧侶が1パックで用意されている霊園ですから、合理主義で、面倒くさがりのこれからの墓地購入世代には、きっと歓迎されるだろうと思います。

 2月は営業社員の金濱君が2度目のトップとなりました。彼は石材や仏事や顧客サービスに関してはベテランです。これからの営業パーソンは、メモリアルアドバイザーとして、高齢者にとって一番心配な部分をしっかりフォローすることが最も重要な仕事となりつつあります。是非とも、何事もニチリョクの**さんに相談すれば安心という信頼を得て欲しいものです。

 4月から新人営業マン20名が増え、65名の営業マン体制となります。当社はこの1年半に渡って、営業部門の縮小均衡を図り、少数精鋭主義を目指しましたが、どうやら縮み志向に陥っていたようです。今回採用した新人は若い人ばかりですから、低迷している支店も必ずや活気のある支店に変化することでしょう。みんなで新しい仲間を温かい目で見守り、育ててくれることを祈ります。

 ところで今月8日に私達夫婦は結婚40周年を迎えました。若いときはかなりの暴君(自分自身はそれほどに思っていません)であった様ですが、家内の辛抱強さに救われて、「実家に帰らせていただきます。」なんてことは一度も無く、瞬く間に過ぎてしまったのが実感です。

 夫婦の仕事は子供を作り育て独立させることですが、お陰で子供は全員結婚し、孫も4人になり、二男の孫を待つだけになりました。家内は、今は天国と言います。家内にとって、夫婦生活や子育てはその大変さにおいて地獄だったようですが、私には気付かないうちに過ぎ去ってしまいました。その分、家内は大変だったようです。これからも家内を大事にして、「天国生活」を続けさせねばと覚悟を新たにした次第です。

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