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社長通信

第208号 ビジネスモデル

2005年06月号

 新年度(第40期)に入って早くも3ヶ月を過ぎようとしています。当社の設立は、12月でしたので、第1期は3ヶ月強しかありませんでした。そのため、来年の12月にならないと創立40周年にはなりませんが、人間で言えば不惑にあたります。

 私が、墓石業界に入ったのが不惑の40歳、葬儀は還暦の60歳でした。そして、お墓のカタチを大きく変える堂内陵墓事業という、斬新なビジネスモデルへの転換が65歳です。

 一般的な霊園の顧客単価は250万円位ですが、堂内陵墓はその1/4ですから、お客様にとってみれば、4倍以上もお求め易い筈です。そして、お求めいただいたお客様は、生花葬を会員価格で利用できる、「愛彩花倶楽部」に御入会いただけます。ご家族も自動的に家族会員となりますので、単に堂内陵墓1基の売上だけでなく、葬儀の将来売上げを加算すると外墓地霊園の販売と変わらない金額が期待できるわけです。陵墓の販売手数料は、墓石の1/4ほどの粗利益しかありませんが、葬儀も含めて末永くお付き合いさせていただくと言うのが当社の理念です。

 堂内陵墓第一号である本郷陵苑は、昨年の6月に完売しました。当初の2年間は、販売ノウハウやコンセプトが確立せず、堂内陵墓を認知いただくだけでも大変で、赤字を余儀なくされました。しかし、認知度が高まるに従って、爆発的な売上げを記録したのは御存知の通りです。その第二弾はかごしま陵苑。第三弾は関内陵苑ですが、建築中にも関わらず順調に契約を伸ばしていますが、これは、まったく新しいカタチのお墓である堂内陵墓販売の過去の苦労が報われたと言えます。堂内陵墓と同じような自動搬送式のお墓が、深川、札幌、千葉市にも出来ていますが、販売には苦労しているようです。

 当社がこの市場を独占するためのコンセプトがあります。(1)内外装とも近代的設備ながら、供養の場である礼拝所や本堂は別の荘厳な空間とすること、(2)供養の全てをパックして、ご利用者を煩わしさから開放すること、(3)戒名を無償で授与してくれるお寺であること、(4)ターミナル駅や主要駅から徒歩圏内であること、(5)平均価格を70万円とし、どなたもがわずかな負担でご購入いただけること、(6)恒久性が第一のお墓ゆえに、建築施工・搬送機・監理する業者は安心できる超一流企業であること、(7)絶えず進化を遂げること。例えば、関内の本堂の天井は、星が煌めき、あたかも夜空のようです。
 また、インターネットを通じて、パソコンからお墓参りや法事に参加できる礼拝システム(海外の息子も、またご自分も、何処からでも自分の陵墓にお参りが可能)。横浜と言えば中華街ですが、堂内に厨房を作り、暖かい高級中華を法事の料理としてお出しするサービス。パイプオルガンの演奏でのお見送り等、他の追随を許さない設備とソフトに趣向を凝らしています。そしてこのソフトこそが、他の似たような自動搬送式お墓との差であり、フロンティアだけが持っている強みなのです。それが、長年の霊園販売で培ったマーケティング戦略と相まって、当社の堂内陵墓だけが売れる最大の理由だと自負しています。

 現在、堂内陵墓建設の候補となっている寺院は4ヶ所ありますが、お寺さんと設計会社と共同で設計を進めている最中です。そのうち、今秋には2ヶ所の建築が始まる予定ですので、来年の秋には4ヶ所の堂内陵墓の販売を行っていることになります。この4ヶ所以外にも、希望されるお寺さんの情報がありますが、無償戒名授与が難しかったり、主要駅からの距離があり過ぎたりで、お断りすることも多々あります。ロケーションと堂内陵墓のコンセプトを理解してくれる寺院をしっかり選び、年間で2箇所ずつ建築すると、5年後には、10ヶ所程度になって、当社の売上げは現在の2倍近くになると思います。

 今年はニチリョクの第2の創業元年と捉えています。来年12月の40周年記念日を盛大に祝える様、着々と発展の基礎作りが進んでいることは嬉しいことです。

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