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社長通信

第235号 健康

2007年09月号

 去る七夕の日に、当社の社外取締役である大場俊賢氏がクモ膜下出血で倒れ、一命は取り留めたものの、現在懸命なリハビリ中です。
剣道家の彼は、倒れる前は肉体的な健康美を誇っていて、身体に悪いところは何もなかったのですが、ヘビースモーカーの上に連日の会合での深酒による、深夜帰宅の不規則な生活が影響しただろうことは否定できません。
クモ膜下出血は脳卒中の一つです。卒(にわか)に中(あたる)と書いて卒中ですから、彼が倒れたときは、まさかと驚きました。

 このように、最近、知人や友人、社員、そして、その家族が病気になるのを間々見受けます。私の周りの人々も私と同じように加齢しているから仕方がないとは言え、肉体的な病気だけでなく、精神的な病気にも罹る人がいるのは気になります。
 
 我が国で、多くの人が罹患するのは、三大成人病と言われるがん、脳血管疾患(脳卒中)、心臓疾患で、昨年の日本の年間死亡者数、約106万人のうち、がん死が34万人(32%)、心疾患17万人(16%)、そして、脳血管疾患14万人(13%)となっています。
実に死因の61%(全体の10人に6人)が三大成人病で、3人に1人ががん死と言うことになります。 
 
 私は、家内のうるさいほどの勧めにより、がんの発生原因の30%と言われるタバコを止めて2年3ヶ月が経ちました。そして、発生原因の35%と言われる食生活も、10年前から野菜と魚中心のバランスのよい食事を摂るように気をつけてきましたが、4ヶ月ほど前から、ご飯も100%玄米に変えました。
玄米が体に良いことは、以前から知っていましたが、勝手にまずいに違いないと決め付けて、真っ白なご飯を食べ続けていたのです。ところが、ふと玄米を食べてみると、噛めば噛むほど深い味わいがあるではありませんか。そのため、今や家庭では玄米100%の食生活となってしまいました。
 白米を玄米に変えて何が変わったのかといえば、誰にも負けない早飯だったのが、ゆっくり食べる習慣が身に付いてきたことでしょうか。そのため、食事を摂っているうちに満腹感が生じ、白米を食べていたときよりも小食となりました。
 
 タバコ、食生活の他に、がんの発生要因としては、ストレス、過労、環境汚染、老化、栄養低下などがあげられていますが、要はバランスの良い食事、規則正しい生活、禁煙、深酒をしないなどに気をつければよいのです。そして、最も重要なことは、適度の運動です。
私は真冬を除き、家内としゃべりながら毎朝1時間弱の散歩を続けていますが、朝日が昇る頃の公園は実に清々しくて気持ちが良いものです。散歩中の会話は夫婦のコミュニケーションに大変有効でもあります。
そして、日々の生活のなかで、笑いを絶やさないこと、ポジティブな考えをすることは、もっとも重要なことだと思います。
 
 いずれにしても、そのような良い習慣によって、自己免疫力が高まり、がん細胞ががん化しにくくなるのです。またそのことは、他の病気の予防にも繋がるのです。
しかしながら、どんなに健康に留意しても心の病になる恐れがあります。

 うつ状態になる人は、真面目で、能力があり、責任感の強い人に多いのですが、ほとんどの場合、ストレスが原因であると言われます。
現代は、世の中の構造が複雑で、仕事、家庭、人間関係など、ストレスの原因に事欠きません。うつ状態になると抑鬱気分・悲哀・絶望感・不安・焦燥・苦悶感などがあり、体調がすぐれず、何もやる気が起こらなくなります。そのような症状があるようならば、早めにお医者さんに行って処置してもらえば早期治癒が可能と言われます。
うつ病は精神異常ではなく、身体の病気と同じ類ですから周りに気兼ねせず医者に行くべきです。
 
 いずれにしても、人間が生きていく以上、どこに病気のリスクが潜んでいるか分かりません。しかし、想像力を働かせて、それを予感することは可能です。
 がん細胞は、がん化して発見できる大きさに育つまでに10年から30年かかるそうです。そのため、がんで亡くなるのは60歳を過ぎた人が多いと思われます。
つまり、人体のなかで、がんは、30歳くらいから成長を始めているのです。
 
若い皆さんは、今すぐにでも健康生活を始めれば、高齢者となったとき、成人病になるリスクは大いに避けられるのです。

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