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社長通信

第240号 創刊20周年

2008年02月号

 今から20年前の昭和63年2月、社長通信「以石伝心」の第一号をはがきで発行しました。その名称は、当社が石材業であることから、以心伝心の「以心」を「以石(いせき)」ともじって付けたのです。
その頃から支店も数支店になり、工場・倉庫、そして社員も増え、社員一同が集まる機会も少なくなってきました。そこで、社長の経営方針や会社の現状を社員に知らせたくて、手紙によるコミュニケーションを始めたのです。
 
 何時の頃からか、お取引先にも当社の現状報告と私の経営方針・考え方・生き方を知ってもらいたく、お送りするようになりました。さらに、ちょうど10年前の平成10年2月20日に、ジャスダック証券取引所に上場(当時は店頭登録)した時から、株主様にも当社をより深く理解していただくために、お送りするようになったのです。
ところが、上場後は、当社の現状報告はインサイダー情報となってしまう可能性が高かったために、煮え切らない文章を書かねばならないことが多くなってしまいました。

 いずれにしても、この「以石伝心」は、20年間、毎月欠かさず発行して、今月号で実に240号となりました。毎回、2000字前後の字数(原稿用紙5枚)で完結しなければならなかったのですが、毎回困ることはテーマでした。
私の仕事は経営で、文章を書くことでは無いのですから、物書きのように上手くは書けません。しかし、人様に読んでいただくのですから、余り稚拙な文章では笑われてしまいます。仕事をしていると、1ヶ月は言葉通り、矢の速さで過ぎて行きます。その仕事の合間に書いていると、今月号のように中身の無い文章になってしまうこともあります。
そこで、20年、240号になったのをひと区切りにして、休刊にしようとも思いましたが、毎月楽しみに読んでいるという方もおられるので、字数を減らしてでもあと少し続けたいと思います。
 実は、この「以石伝心」は、ヤフーが検索サイトを開始して間もない頃に開設した当社のホームページ上でも公開されていて、誰でも見ることができるようになっています。しかし、それ故に余り刺激的なことや本音を書けなくなって、筆先が鈍ってしまったのも事実です。

 振り返って見ると、よくぞ毎月20年間も続けたものと我ながら感心します。継続は力なりと言いますが、文章は自分のポリシーが現れますから、それが各号を通じてぶれない中身であることが大切です。また、文章は書き手の魂の発露ですから、それが正確に読者に届くことが大事だと思うのです。
絵画も、画家の魂が爆発している絵は、見る者に感動を与えずにはおれません。文章にしろ、絵画にしろ、書画にしろ、作者の名前を見なくても、文章を読んだだけで、また絵や書を見ただけで名前が分かるのが、名作だと思います。要するに、“感動”を与える作品か否かは、作者名ではないということです。
私は、未だかって投資で書画を買ったことがありませんので、所謂“名画”とは全く縁がありません。自分の好きな絵こそが、私にとっては名画なのです。

 いずれにしても、世の中に贋作(にせもの)が溢れています。所謂、コピー商品です。餃子は中国本来の食品です。ところが、現在問題になっている毒入り冷凍餃子は、日本のメーカーやスーパーのブランドばかりです。本場中国の餃子を、あたかも日本製の餃子と錯覚させないと売れないところに、実は問題の根があるように思います。中国へ行けば偽物が溢れています。実際、色々な商品が本物と偽物の区別が付かないほど精巧に作られています。
 かつて日本も欧米の商品の物真似をすることによって成長した時代がありました。私の大学の同級生はメーカー勤務の者が多いのですが、その一人が、若い頃、ヨーロッパから最新技術の機械を1台だけ輸入し、同じものを何十台と作った経験があると言っていたのを聞いたことがあります。
中国の人口は日本の10倍以上ですから、器用な人や頭の良い人も日本の10倍以上いるはずと思うのです。従って、何れコピー商品では無く、中国ブランドの優れた商品を作る時代が来ると思いますが、発展途上国の常として、コピー商品を作ることや売ることに、罪の意識が無いことが問題です。
特に、改革解放後の中国人は拝金主義に陥り、金儲けのためなら何でもする人が多いことに恐怖を覚えます。

 餃子に毒を入れたのも、同業の餃子メーカーの妬みからではなかろうかと思うのですが、はたしてどんな調査結果が出ることでしょうか。

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