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社長通信

第273号 ジンザイ

2010年12月号

 当社は今月の22日に創立45周年を迎えました。しかし、その事業は、創立時には全く想像もしなかった、墓地墓石・仏壇の販売と葬祭業に変化しました。 このように、当社は10以上の業種のスクラップアンドビルトを繰り返しながら、時代のニーズに合わせて、しなやかに業種転換をしてきた積りです。
 1980年から始めた墓地墓石販売業についても、10年前からは、新たなお墓の形態である堂内陵墓を始め、家族葬をターゲットにしたラステル葬は、葬祭業の新業態として、2年前から研究を開始し、今年4月に完成し、6月から営業を開始しました。いずれも、それまでの業界のあり方に疑問を抱くや否や、新しい業態へとチャレンジしてきたわけです。それらはすべて、消費者ニーズの先読み先取り事業なのです。今や、すっかりお墓として認知された堂内陵墓については、現在第5番目の計画を進めている最中です。
 
 さて、政治の世界に目を転じてみると、2年前のリーマンブラザーズの破綻以来、先進緒国では相変わらず深刻な不況が続いており、先の読めない不透明な時代となっています。そのような世の中に対する国民の苛立ちの発露として、昨年秋の衆院選では民主党が大勝し、与野党の逆転、政権交代が起こり、鳩山政権が生まれました。その後、彼が辞任し菅政権となりました。
 私は民主党にも菅さんにも大変期待してきましたが、昨今の菅さんを見ていると、とても日本の将来を託すには力不足のように思えてなりません。所詮、何でも反対の野党だったから、その代表を務めることが出来たのかもしれません。彼は内閣総理大臣を目指した勉強も、政治活動もしてこなかったのではないかと思われます。
 翻って、バブルが弾けて以降の総理大臣を思い起こしてみると、みんな優しそうなサービス業向きの顔をしています。ところがお客様である国民の不安の根本原因に気付いていないように思えてなりません。国民の漠然とした不安の理由を察知し、それを取り除こうとする気配りを全く感じられないのです。また、国民とのコミュニケーション能力が足りないから、意識のズレが生じるのです。
 コミュニケーション能力とは、労組だけではなく、広く国民の声を聞き、それを正確に理解し、さらには、政府の目指す国造りや、それを実現するための政策を、国民が理解しているか否かを検証しながら、分かりやすく伝える能力だと思います。それがないと、国民と政府との意識の乖離が大きくなるばかりです。
 
 昨今の菅さんを見るに、陽気・元気・覇気の三気が完全に失われています。野党の頃には経験したことも無いような、日本の命運を左右するような判断力と決断力を求められる事案が、次々に起こっています。
 総理大臣としての矜持を持つことなく総理になったから、仕方がないと言えばそれまでですが、そのような菅さんの他に、総理に相応しい「ジンザイ」が民主党にいるかといえば、ノーでしょう。
 
 政府も会社も、どんな組織でも、どのような人材を揃えているかによって浮沈が決まります。当社は「元気・陽気・覇気」をベースにして、「自己認識」・「自己挑戦」・「自己管理」の精神を持ったジンザイを求めています。
 「自己認識」とは、会社の中で自分がどういう職責を担っているかを認識し、「上司や周りの人が自分に期待していることは何か」を常に自問自答し、仕事のやり方を反省しつつ確実に実行し、問題点を見つけては自ら解決する姿勢です。
 「自己挑戦」とは、何事にもアグレッシブに挑戦し続ける精神です。「ルーチンワーク以外は何も出来ない」という社員は、自分の仕事を効率化し、常に改革しようとする意識に欠けているという点で、会社に貢献する姿勢と能力が無いと言わざるを得ません。
 「自己管理」とは、自分自身を厳しく管理する姿勢です。「決められたこと」、「守るべきこと」、「やらなければいけないこと」を他人に言われる前に自らチェックし、ルールに従って行動する精神のことです。
 これらの精神を基本として、当社は供養に関わる総合サービス業として、お客様の「かなしみを、ほほえみに」変えることを目的としています。従ってパソコンに向って仕事をする社員も「高いコミュニケーション能力」が求められています。「高いコミュニケーション能力」とは、例えば人の話(またはメール)を聞いて正確に理解し、その話を正確に第三者に伝達できる(或いはメールできる)能力です。そして、その流れの中で自分の役割を認識し実行できることなのです。これは、簡単なようですが非常に難しいことで、この能力を持つ人は「ジンザイ中のジンザイ」と言えましょう。
 当社が求める「ジンザイ」は、財産の財の字を書く「人財」です。当社の全員は、「人財」となることを目指して、研鑽努力をしようではありませんか。

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