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社長通信

第311号 大人物

2014年02月号

 『 「戦後男女同権となったものの、ある有力候補のごときは妾を4人も持っている。かかる不徳義漢が国政に関係する資格があるか」と批判された。ところが、次に演壇に立った三木は「私の前に立ったフケ(=福家)ば飛ぶような候補者が、「ある有力候補」と申したのは、不肖この三木武吉であります。なるべくなら、皆さんの貴重なる一票は、先の無力候補に投ぜられるより、有力候補たる私に…と、三木は考えます。なお、正確を期さねばならんので、さきの無力候補の数字的間違いを、ここで訂正しておきます。私には、妾が4人あると申されたが、事実は5人であります」、さらに「およそ大政治家たらんものはだ、いっぺんに数人の女をだ、喧嘩もさせず嫉妬もさせずにだ、操っていくぐらい腕がなくてはならん」と、男っぷり溢れる発言をしたり…』
 我が母校出身の大物政治家、且つ精力家で有名な政治家だった三木武吉をGoogleで検索したところ、第25回総選挙の立会い演説会でのエピソードとして、このように紹介されていました。その後、三木武吉は保守合同を主導した政治家として、また艶福家として、エピソードと共にその名を政治史に残しています。
 一昔前、選挙区を離れ、東京で生活している国会議員は、地元に本妻、東京に愛人を囲うことが少なからずあったようです。地元の本妻は、度々帰郷できない旦那に代わって、地元民への対応をします。優れた本妻は本人以上の働きをし、連続当選に貢献します。ところが、最近は議員のモラルとして、妻以外の女性の存在が許されず、愛人を持った議員は人倫にもとるとばかり、週刊誌は誌面であげつらい、政治問題化します。このネタの出所は、元愛人であることが多く、振られた腹いせに週刊誌に2人の関係を告白すると言うことが増えてきているようです。
 男女同権となった現在、妻以外の女性と関係を持つなどということは、女性を敵に廻すことになり、落選してしまいます。政治家は、選挙に落ちれば、サラリーマンにもなれない、ただの人ですから、昔のような大物政治家が育たない時代になったと言えないでしょうか。怖くて女性にも近づけない聖人君子に、果たして政治ができるのでしょうか。
 フランスのオランド大統領は、長年連れ添ってきた実質婚相手の目をかすめ、美しい女優のところへスクーターで通っていたことが芸能誌にスクープされました。そんなこと(浮気)はプライベートなことで、しっかり政治をやってくれれば問題ないと、歯牙にもかけないフランス人が多いのを見ると、結婚感や夫婦感に対する彼我の差を強く感じます。
 500年ほど前、親鸞聖人が開いた本願寺の第8世に蓮如という門主(トップ)がおられました。当時、本願寺は没落寸前の状態にあったのですが、彼は大改革を実施し、そのお陰で、本願寺は日本一の教団に生まれ変わりました。蓮如上人は、何を行ったのかと言うと、真宗の教義をわかり易く説いた解説書「御文(御文書)」を、僧侶や門徒に送り続けたのです。今で言うダイレクトメール(DM)を使って、通信による布教活動(教育)を行ったのです。更に、第一夫人に7人、第二夫人に10人、第三夫人に1人、第四夫人に2人、第五夫人に7人、合計27人の子供をもうけています。男の子には、新たに建立した寺院や道場の住職に就かせたり、他寺の養子にしたりしました。娘たちは、お寺に嫁がせるなどして、一気に法主直系の寺院が27ヶ寺も増えたのです。第三夫人までは30歳過ぎで亡くなっていますが、子作りは、即ち宗門拡大の手段だったのでしょうか。発展途上国などには100人位の子供がいる王様がいたりしますが、500年前の日本の権力者も、権勢拡大には、仏教界の例を見るまでもなく、自分の子供を使うのが一等良かったようです。
今度の舛添都知事は、フランスに留学して、一番目の夫人はフランス人だったといいます。彼は精力家のようで、現代では珍しい子沢山で、今の夫人に2人、ほかにも3人の子供がいるといいます。是非、そのパワーを政治の場でも発揮して、活力に溢れた住みよい福祉都市東京を築き、その名を歴史に残して欲しいものです。
この様に「大人物」と言われる人たちを見てくると、精力絶倫の人が多いようです。そして愛人を持とうが妾を囲おうが、大人物の奥方は亭主の浮気を男の甲斐性として許したようです。
 現代では女性の地位や権利が大きくなり、亭主の浮気がばれようものなら離婚に繋がることが多く、男はそれが怖くてどんどん萎縮しています。その逆のケースだと、亭主は女房を許していることが多く、弱くて可哀想なのは男なのではないでしょうか。
 結婚しない人の増加は、女性上位や先の見えない時代の将来不安がために、結婚を躊躇しているように思えます。結婚は生活を共にしないと、お互いの良いところや、悪いところが分からないものです。フランスのように取り敢えず同棲して相性を見るのも、今日的結婚ではなかろうかと思います。但し、親兄弟等に通知して、実質婚でないと愛欲のための同棲となります。

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