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社長通信

第340号 改革

2016年07月号

知識+経験=10と言う方程式を、毎年数十人が東大へ進学する有名な高校の教師が作りました。ある年齢の同校卒業生の社会での活躍ぶりを調べたところ、記憶力に優れた東大卒業生が、すべからく活躍している訳ではないことが分かったと言うのです。社会で力を発揮する人は、必ずしも知識豊富な人ではなく、専門分野の経験の深い人はその分野の知識に長けていることです。
「(知識+経験)×情熱×努力=仕事師」
これは私の考えた方程式ですが、知識の無い人でも経験を積むことによって知識も増えます。知ったかぶりして、知識だけで生きようとしてもただの頭でっかちで、会社では役立ちません。バラバラな知識はそれを繋がない限り知識として役立ちません。知識を繋ぎ、経験を繰り返せば、2の知識でも8の経験をすれば10の力となり、更に情熱を持って努力すれば2倍、3倍の能力が発揮できるようになるのです。「情熱を持ってすればどんなことでも解決する。」これは50年間変わらぬ当社の社訓の一つです。
 AI---愛ではありません。人工知能のことをai(artificial intelligenceの略)
と言います。人間の頭と同じような働きをさせるコンピューターを人工知能と言います。人間の場合は、学習によって知識を積み上げ、経験を重ね、その知識と経験により洞察力と判断力を備えていきます。
 50余年前、私の学生時代は機械式計算機、その後廊下にオルガン大の電気式計算機と呼ぶコンピューターの試作品が置かれていました。中身は真空管がいっぱい詰まっておりますが、現在では500円で買えるポケット電卓程度の機能しかなかったのです。固定電話もプッシュホンでは無く、ジージーと指で相手の電話番号を回すダイヤル式で、市外だと交換手を呼び出し相手の電話番号を告げ、繋いで貰う方式しかなく、田舎に電話する時など、繋がるのに1時間は必要でした。相手が普通の家では電話を所有していないことが多く、まだ、電話はお金持ちの証明でした。
それが今やポケットに入るケータイ電話を、子供や一部の高齢者を除くとほぼ100%の人が所有する時代になったのです。更に、スマホと呼ぶスマートフォンは、電話、カメラ、アルバム、メール、計算、地図、ナビ、テレビ、時計など、コンピューターのあらゆる機能と、カメラや電話など別々に持っていたものを小さな手帳の大きさ一つに纏めてしまったのですから、この進歩にたまげるのは勿論のこと、中身がどうなっているのやらほんとに不思議です。
 先日、長野に旅行した時、スマホを何処かに置き忘れてしまいました。名前とケータイ番号を裏側に書いていたので、拾った人がドコモに届けてくれれば戻ってくるとタカをくくっていたのですが、スマホが無いとその夜の宿泊先もしかと分かりません。私は手帳を持たない主義で、全ての情報をスマホに入れているからです。場所は長野ですから、ドコモショップが東京のように何処にでもあるわけではありません。約30分走ってやっと見つけたドコモショップで、GPSを使って探してもらったところ1分で置き忘れた場所が特定できました。直ぐ受け取りに行ったのは言うまでもありません。
ドコモではケータイ探しは月4回までは無料と言うことでした。5回目からは300円。月に4回も落としたり置き忘れることがある訳ないと思いましたが、認知症で徘徊癖がある家族などにGPS付のケータイやスマホを持たせれば、保護者はパソコンで簡単に見付けられると言うことに気付きました。GPSを埋め込んだペンダントなら抵抗なく持ってくれると思いますが、今のところ手の平サイズと言うことです。計算機がオルガンから手帳の大きさまで小さくなったのですから、何れ指先の大きさのGPSが開発されるでしょう。でも、自分がそれを持たされるようには絶対なりたくありませんね。
 20年ほど前からIT(Information Technology)革命と言われましたが、今やコンピューターも人工知能の時代に入りました。ロボットの時代です。人手の代わりをする介護ロボットや、不注意による事故を起こさない自動走行車など、現実のものとなる時代が目の前に来ています。

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