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社長通信

第348号 腰痛

2017年03月号

駅周辺には、あん摩、鍼灸、マッサージ、指圧、接骨・整骨等、腰痛や肩こり、関節痛を治療する店が軒を並べている。これらの治療師は国家資格が必要だ。片や整体院、カイロプラクティック、リラクゼーション等の看板を掲げた店は、国家資格は要らない。肩こり・膝痛・腰痛を手や器具を用い痛みを和らげる。彼らを「手もみやさん」と呼ぶようだ。 整骨と整体の違いが分かっている人は余りいない。国家資格を持った治療師がいるのが接骨院や整骨院で、保険治療が可能。整体院やカイロプラクティックは何の資格も持たず治療できるが、当然健康保険は適用されない。何れの店も患者は数回通って改善しなければ次の店に移っていく。施術の後は、多少は痛みが取れたり、気分が良くなったりするので、全く効果が無いとは言えない。それ程に施術師の腕により効果が顕著に異なるのだ。
 私は昨年暮れ、何かの拍子に腰に激痛が走り、高田馬場オフィス近くの整形外科に駆け込んだ。レントゲンを撮り、医師が腰部の写真を見ながら、腰椎の周りにゴミがいっぱいあると言う。良く見ると2センチほどの、細い糸みたいなものが多数写っている。何でしょうということになり、40年近く前のことを思い出した。当時、韓国から石材を輸入する貿易業を営んでいた。その当時、時々腰痛に襲われ、そのことを韓国の取引業者に話したところ、一発で治してくれる医者がいると言う。彼は数年前にその医者に治して貰ったと。早速、その医者に連れて行ってもらったところ、マンションの一室で看板も揚がっていない。所謂もぐりの鍼師(針師)。施術は注射器で金針(極細の金の針金)を患部に打ち込むのだと言う。信頼できる取引業者が治ったと言うのだから大丈夫だろうと、施術(埋め込み針)してもらった。その後、40年以上も腰痛は無く、金針のことをすっかり忘れていたが、レントゲンで思い出したというわけ。あとで分かったことだが、日本でも昔は合法だったようだ。この療法は、金針で絶えず神経を刺激することになるので、針(鍼)治療をしていることと同じ効果かも。
中年になると誰もが一度くらい腰痛を経験する。「腰痛」という病気はなく、症状により色々な病名が付く。若くてもなるのが筋肉のコリ。この場合はもみほぐして筋肉を柔らかくし、血行を良くすること。凝る所は、頭・肩・首・背中・腰・腕・足など。一過性の場合は、数日で痛みが取れるが、慢性だと始末に負えない。
私の妻は6年位前から腰痛になり、毎年酷くなる一方。整骨師・マッサージ師や腰痛専門医など20ヶ所以上も渡り歩いた。テレビなどで紹介されている名医などは30分ほどで万単位の料金を取りながら、数回通うも一向に良くならない。どの治療院にも1週間に1回ずつ、3ヶ月は通ったようだが回復しない。運動するなと言うマッサージ師と、運動せよと真逆のことを言うマッサージ師もいるという。
要するに彼女の腰痛の真の原因が分からないのだ。楽しいことをしていると、痛みを感じないこともあり、心因性もあるらしい。腰痛は命に係わる病気ではないので、治療した瞬間だけは痛みも和らぐ。
何事にも我慢強い家内も、痛みが激しくなる一方なので、とうとう外科手術を覚悟し、整形外科病院の門を叩いた。この病院は腰痛と頸椎の専門外科。病名は腰部脊柱管狭窄症とすべり症。2月23日に6時間もかかる手術を行った。腰椎と腰椎の間にある椎間板が押し潰されているのが狭窄症。さらに腰椎と腰椎がずれているのがすべり症。狭窄症もすべり症も神経を刺激し激痛を伴う病気だったわけ。
この治療は、腰部の椎骨と椎骨を金具で固定する手術だという。今日は3月8日。55回目の結婚記念日である。第一回目の手術の翌日、出血した血が神経を圧迫し、激痛が取れない。縫った糸を外し血を抜く手術。それから1週間が経ち、3月6日に再度糸を外し、血の塊を取った。今日で入院後2週間。漸く血も止まり、痛みも和らいだと言う。この後はリハビリ病院に転院し、リハビリをすることになる。私は当分独身生活である。

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