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会長通信

第358号 人手不足

2018年01月号

当社の馬場オフィスがある高田馬場駅周辺は若者でいっぱい。高田馬場は昔からそうだ、との声が聞こえてきそうですが、彼らの話し声は中国語・韓国語が半分以上。東南アジア系も増えてきています。 彼らは、高田馬場にある日本語学校や専門学校、大学で学び、高田馬場にあるレストランやコンビニエンスストア、スーパーなどでアルバイトをしているのです。だから街を歩くだけで、自然とさまざまな国の若者と触れ合うことになります。学生の街・高田馬場は、私の学生時代と比べると、ずいぶんと国際色豊かになったものです。
 さて、政府機関が昨年4月に発表した「日本の将来推計人口」によると、2015年には1億2709万人の人口が、50年後の2065年には約4千万人減の8808万人に減少するとか。75歳以上の後期高齢者も2015年の128%(約8人に1人)から、2065年には255%と4人に1人が高齢者となります。更に生産年齢人口を見ると、2015年の7700万人から2065年には4割減の4500万人となるという。実に3200万人もの働き手が減少する時代が来るのです。
 この喫緊の課題の解決策として議論にあがるのが「外国人労働者の受け入れ」です。実際には、日本国内で人手不足が顕著な製造業や介護・看護の現場では、多くの外国人労働者が既に就労しており、その数は増加の一途をたどっています。政府も建前上、移民労働者・単純労働者の就労を認めていなかったのですが、近年、門戸を開きつつあります。隣に外国人が暮らし、ともに働く社会が到来しつつあるのです。
 日本は島国で長らく単一民族であったことから、外国人が身近にいる、ということに根強い抵抗感があるのは仕方がないことです。しかし、現状維持では尻すぼみになるのが目に見えている以上、より良く豊かな未来を子や孫に残したいなら、変化を恐れず受け入れていかなければならないのではないでしょうか。
 ところで、この数ヶ月、ワイドショーは日本相撲協会の話題で持ちきりでしたね。モンゴル力士会の飲み会で、横綱日馬富士が貴乃花親方の弟子である貴ノ岩を殴り怪我をさせた問題です。相撲は神事とかで横綱は神にも等しい存在とされています。その証拠に相撲協会の評議員の一人は出雲大社の宮司が務めています。喧嘩の原因は、飲み会で横綱白鵬が喋っている時に、貴ノ岩がスマホをいじったらしく、日馬富士がそれを咎めて殴ったらしい。思うに、相撲が日本の神事と言うなら、何故外国人を使うのでしょう。彼らの神は日本神道の神とは別であるのに、相撲が強くて横綱になると神様扱いとは?
 相撲部屋は現在四十四あって、各部屋に外国人は一人しか入れられない規定があります。日本国籍がないと部屋持ち親方にはなれないルールもあります。こんなところにも、日本相撲協会の閉鎖的で封建的な考えが見え隠れします。こんな規定がある限り、外国人力士は部屋の親方としては後進の指導に当たれないのですから、外国人力士は所詮相撲の人気取りの為に雇用しているだけです。日本人と外人の差別が止められないなら、力士資格は日本人に限ればいいのです。ただ強い外国人がいないと相撲人気は無くなるとは思いますが…。 

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