トップページ会長通信第360号 フレックスタイム&デイ

会長通信

第360号 フレックスタイム&デイ

2018年03月号

裁量労働制が話題になっているが、当社は20年以上も前から従業員が働きやすいフレックス制を導入している。1ヶ月単位で5時より22時までの間に20日間出勤し、171時間以上且つ200時間以内で勤務するという規則。週の初めにバリバリ働くのが良い人、その逆の人もいる。朝型人間・夜型人間もいる。決まった日時に出勤し、上司の顔を窺いながら残業もするのが日本企業では当たり前であった。私の父は会社経営をしていたので、子供のときから勤め人の姿を見て育った。自分は親の後を継ぐ運命にあると自覚していたので、どんな会社の形が良いかを夢想していた。
自分自身、今日まで縛られることなく自由に生きてきた。26歳で当社の前身日本ホームサービス株式会社を設立した時、たった数人の会社ではあったが、6時には帰宅し家族で夕食を楽しんだ。やり残している仕事がある時は会社に戻り片づけた。その為住いは必ず会社の近くに構えた。所謂職住近接である。 私の生まれる前、1936年に制作された「モダンタイムス」という喜劇映画がある。ベルトコンベアに乗った部品のナットをスパナで締める仕事をするチャップリン。工場の様子を見ながら、社長はベルトのスピードを上げよと命令する。生産性を上げるにはベルトのスピードを上げればいい。トイレであろうと監視され、モタモタしていると怒鳴られる。労働者は常時監視され、こき使われていたのである。私がこの映画を見たのは小学生のころ。強烈な印象を持った。こんな社長には絶対なるまいと自覚した。生産性を上げるにはどんな労働環境が良いのか、それが永遠のテーマとなって現在に至っている。
人生の目的や働く目的は人それぞれに異なる。人間の知識・能力や意欲には差があるのだからそれは当然のこと。同一労働同一賃金は正論だが、問題がある。例えばスーパーのレジ係である。手際の悪いレジに並んだ時には待たされてイライラする。社会主義国中国では「出来高払い」が当たり前なのである。   
当社の社訓に「会社の為に自分や家族を犠牲にするな」とある。但し、自分勝手な勤務行動は他の社員が迷惑する。当社の仕事はグループの結束無くしては成り立たないからだ。いまや、日本でも年功序列制度は無くなった。意欲と能力によって実力を発揮すれば若くして上級職に就ける時代になった。コスト意識が無い社員や自分本位の社員は、どんな制度・社会になってもついて行けない時代になったのではないだろうか。
今期の決算は赤字予想です。前期までは稼ぎの大黒柱であった納骨堂が大幅に予算未達。更に、上場しているとはいえ、上場後20年も経ると、全員が大企業病に陥っています。今般、サービス推進本部の組織を組み直しました。来期は徹底的に経費節減を図り、予算を達成し、上場前の元気なニチリョクに戻ろうではありませんか。
この社長通信も、社員向けの筈が何時の間にか3000部もの発行になっていました。勝手ながら、経費節減の為、来月からは郵送を止め、当社のホームページでの公開のみといたします。何卒ご容赦ください。
近年、インターネットによって当社の商品を知ったというお客様が増えています。当社商品およびお客様の特性上、インターネットからの認知向上は世間より遅れて進行していましたが、ついに移り変わりの時期が到来したと認識しています。これまで以上にインターネットをお客様との重要なコミュニケーション手段と位置付けてまいります。
そこで、郵送でお送りしていた当通信も、この機会にインターネットへ完全に移行し、弊社コーポレートウェブサイト上で閲覧いただけるようにいたしたいと思います。
来月4月25日より以石伝心ページを開設、掲載を開始し、毎月25日にはトップページの「以石伝心」バナーより最新号をご覧いただけるようにいたします。これまで同様ご愛読いただけましたら幸甚です。
来年度より体制も改め、時代の変化に対応しつつ未来を創り続けられるよう、着実に取り組んでまいります。    
皆様には、今後ともご理解とご支援をたまわりますようお願い申し上げます。

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