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会長通信

第365号 次世代

2019年01月号

 1989年1月8日、当時の小渕恵三官房長官が、墨字で「平成」の二文字を掲げた翌日から、平成はスタートしました。私はその映像が今も脳裏に鮮明に焼き付いています。当時の竹下総理大臣は「平成には、国内外にも天地にも平和が達成されるという意味が込められており、これからの新しい元号に最もふさわしい。新しい元号も広く国民に受け入れられ、日本人の生活の中に深く根ざしていくことを心から願っている」とコメントしましたが、躍動感のない元号だと感じました。
 平成において日本が主体的に戦った戦争はなく、その意味では平和でした。しかし、阪神淡路大震災・東日本大震災、記憶に新しいところでは、昨年の西日本豪雨など多くの自然災害に見舞われ、平穏とは言えない時代でした。
 ニチリョクの30年を振り返ってみると、都市部の墓地不足問題を解消する永代供養付きの自動搬送式納骨堂「堂内陵墓」を、20年前に初めて販売しました。平成11年の「本郷陵苑」の販売代行を皮切りに、「かごしま陵苑」、「関内陵苑」、「覚王山陵苑」、「両国陵苑」は、圧倒的な支持を得て予定より早く完売し、現在、「赤坂一ツ木陵苑」、「大須陵苑」の2か所を販売しています。
 お墓は永続性を旨としますから、寺院が銀行等で資金を借り入れ、建設、所有して、経営許可を取得し、永続性を担保しています。当社は企画・設計・ファイナンス・販売・管理のお手伝いをします。安いだけの建設費にこだわらず、200年の風雪に耐える施工を大手ゼネコンにお任せしています。写真だけでは施工、使い勝手、管理の良し悪しは分かりませんが、建設費を多くかけている納骨堂ビルであることは、じっくり見ていただくとご納得いただけます。経営母体である寺院のサポーターとして関わってきた納骨堂ですから、自信を持ってお奨めできるのです。
 ご葬儀では、それまで芸能人や著名人のお葬式でしか用いられなかった生花祭壇をリーズナブルに提供する「愛彩花葬」を平成12年に発表しました。また少子高齢化を迎え、お身内や親しい方だけの葬儀に特化した、ご遺体安置施設―ラストホテルを意味する「ラステル」を、平成22年に横浜で開業しました。
 平成28年には郷里のお墓を閉め(墓仕舞い)、都会にご遺骨を移す「改葬事業部」を立ち上げました。「墓参りが遠くて大変」、「墓の跡継ぎがいない」など、祖先が眠るお墓を維持できない方のニーズにお応えする、“お墓の引っ越し”請負です。北海道から沖縄までの、改葬をお任せいただけるネットワークを構築しました。永くお世話になったお寺さんとの離檀交渉等、結構ノウハウのいる仕事です。
 ニチリョクは、霊園(墓石)・堂内陵墓(自動搬送式納骨堂)・お葬式・お仏壇という四つの仏事関連事業を、自社スタッフで一貫提供する唯一の上場企業です。お客様の気持ちに寄り添い供養のお手伝いをする「供養コンシェルジュ」として、「いざという時、ニチリョクに任せて安心」と言っていただける社員を全員が目指しています。 
 お墓もご葬儀も社会構造の変化とともに、お客様の求める形は変わってきます。次の元号においてもお客様の想いに応え、一歩先を行く商品とサービスを提供し続ける努力をしたいと思います。

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