安心を支えるSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造と高支持力PHC(既製)杭
「法國寺本堂」は建築構造体の中では、最も堅固といわれるSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)構造(注)を全階に採用しています。
また、コンクリートの強度は鉄骨鉄筋コンクリート造としては高強度の30N/mm2(1cm2当り約300kgの荷重に耐える強度。通常のマンションでは210〜240kgの荷重耐用)であり、この強度は橋梁の320kgとほぼ同等です。
鉄骨についても、品質管理の行き届いたHグレードの認定工場で製作を行い、鉄骨で一番重要な溶接部の超音波検査は工場での100%検査は勿論、第三者の検査は設計・監理者が選定したCIW認定の検査機関によって検査を行いました。
そして、このSRC造の構造体を支える杭は、特殊オーガーヘッドを用いて地盤を掘削し、掘削孔に高支持力PHC(既製)杭を建て込みセメントミルクを注入して杭を所定の深度に定着させます。先端部には節部を有する杭を使用し、拡大根固部と杭が一体となり支持力を発現します。
杭頭部の外周は厚さ9mmの鋼管で包まれています。
(注)SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造:鉄骨のまわりを鉄筋コンクリートで固めた耐震性の高い構造)
生産から施工まで細かく配慮したコンクリートの品質
コンクリートは建築物の構造体の中で最も重要な部分です。「法國寺本堂」で使用しているコンクリートは、従来と比べて非常に水分の少ない硬練りのコンクリートです。硬練りの水分の少ないコンクリートは収縮によるひび割れも出にくく、外壁の美観を保つだけでなく、丈夫で耐久性があります。
生コン工場の選定に当たっても、生産品質管理能力、生コンの試験練り等多方面から評価を行ったうえで信頼できる工場を選定し生コンの品質を確認しました。
現場でのコンクリート打設に当たっては、専門のコンクリートコンサルタントにより硬練りコンクリートの打設指導と監理を行い、高密度・高品質のコンクリート構造体を実現しています。
現在まで打設された現場のコンクリートの肌が黒光りにガラス質化したコンクリートをご覧になっていただければ、ご安心いただけます。
コンクリートの強度試験や鉄筋圧接部等の強度試験は公的試験場にて厳重な検査を行い品質の確認を行いながら施工を行っています。
※下記の図面は設計図の中の柱と梁の断面リストの一部です、コンクリートの断面中央部に頑丈な鉄骨が入り周囲に鉄筋が入っているのがSRC構造です。鉄筋コンクリート造と比べ鉄骨が入っていますので周囲の鉄筋の数は少なくなっています。
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