トップページ社長通信第368号 「社会と繋がっている」生き方  

社長通信

第368号 「社会と繋がっている」生き方  

2020年02月

 孤独死の現場の整理をすることを特殊清掃と言います。「時が止まった部屋---遺品整理人が孤独死のミニチュア(現場の模型)で伝える孤独死のはなし」(2019年発売)という本が売れているそうです。作者の小島美羽さんは20代の女性です。彼女は遺品整理人として2016年から700件以上の特殊清掃をしてきて、その孤独死の部屋のミニチユアを作り続けているそうです。「孤独死は誰にでも起こりうること!」…このことを社会に訴える手段が「両手の平に載せられる大きさの箱の中に再現された、生々しい孤独死の現場のミニチュア」なのです。
 人口問題研究所が2019年に発表した将来推計によると、2040年には全人口の39.3%が一人暮らし所帯になるとされています。その数字には、未婚の男女が増えていること、高齢者が配偶者と死別するケースが増えることなどが想定されます。
 かつての日本は大家族という暮らし方が当たり前でした。親が働きに行っている間は祖父母が孫の世話や躾をしたりして、家族間で出来ないことを補い・支え合う関係が成立していました。ところが私が大学を卒業した1963(昭和38)年には「核家族」が流行語にもなったように、その後は核家族がごく一般的になりました。核家族は一組の夫婦・一組の夫婦と子供・母子家庭・父子家庭などを指します。核家族化して子どもたちが個室に籠る時間が増えたころから少年犯罪も増えていきました。家族構成は子どもの社会性にも影響するといいます。大家族の暮らし方が稀有になってしまったのは非常に残念なことです。結婚した当時の私は故郷滋賀県にいて、寺村家は3世代9人同居の大家族。家内は長男(私)の嫁として、いじめられることはありませんでしたが主婦として大変だったと思います。
 男女の未婚状況を示す指標を「生涯未婚率」といいます。2019年の内閣府の発表によると、その率が2040年には男性29.5%、女性18.9%になると推計されています。ところが、独身諸氏は自らの現状に満足している人も多いように感じます。経済的に余裕があり、社会的なネットワークも構築し、プライベートの時間を楽しんでいるという意味では何不自由のない生活者のように見えます。結婚に限らずこれからは社会の多様な価値観によって人生の選択の幅も広がります。
どんな価値観を選択するにしても、一番重要なことは何らかの形で「社会と繋がっている」ということだと思います。元気で生き生きと過ごした時間が後々にも「社会との繋がり」に反映される生き方であれば、孤独死の現場は少なくなります。
 わが社の「愛彩花倶楽部」では「終活サポート」として葬儀の事前相談から遺言書、成年後見など、あらゆるご相談に対応しています。「将来をきちんと描いた生き方の基本は、今を生き生きと生きること、即ちお出かけして社会と繋がること。」
 孤独死を選びたい人はいないと思います。当社では「愛彩花アプリ」でお早うコールができるアプリを無料提供しています。朝になって、登録している子供や友達に「お早う」のメッセージを、スマホ画面をタッチするだけで送信できるのです。何歳になっても、何らかの形で家族や社会と繋がっている生き方をして、孤独死だけは避けたいものです。

会社情報
お問い合わせは、フリーダイヤル0120-300-100 資料請求・お問い合わせ
ページの先頭へ